新型コロナウイルス関連(28日12時までの状況)

●12月21日の非常事態宣言の内容に関して、出入国等について大統領令に則した書きぶりに変更しました。

新型コロナウイルス感染症の諸対策・措置は全国共通及び市(郡)単位で施行されております。

●28日8時までの政府集計発表:前日比新規感染者数403人,感染者総数209,758人,死亡者数13,994人

前日比新規感染者数:27日81人、26日446人、25日818人

【以下,前回発信より3(2)アに変更あり】

1 12月21日,非常事態宣言が発令されました。

この措置はクリスマス及び新年を祝う12月24日から31日までの間の新型コロナウイルス拡大阻止への対応,

また英国で発生した変異ウイルスにも対応する為のものと発表されました。

・全国規模の規制で,12月21日から1月20日の30日間有効。

・12月21日から1月4日(15日間),午後10時から午前4時の外出禁止。併せて同時間の酒類の販売禁止。

・全国規模での車両ナンバー末尾による車両規制が実施。

奇数ナンバーは月,水,金が通行可能、

偶数ナンバーは火,木,土,1/3(日)が通行可能。

・商業施設等は収容人数50%で,営業時間は午前8時から午後8時までの規制。

・レストラン,ホテルの収容人数は30%の規制。

・12月31日と1月1日の海岸ビーチの閉鎖。

・バー,ディスコ,ナイトライフ施設の閉鎖。

・1月1日まで社交の会合での人数を最大10人に制限。

・全国の公共スペースでの人形(Monigote)の燃焼禁止

・入国時の新たな規制。詳しくは3(2)をご覧ください。

2 連絡先とお願い

・当館は緊急時体制を執っています。旅券・各種証明等の領事手続他当館にご用の方は,事前に当館まで以下の電話またはメールにてお問い合わせください。来館を要する方には来館いただく日時をご案内いたします。

エクアドル滞在中に新型コロナウイルス感染症陽性となった邦人の方は,当館までご一報ください。

【問い合わせ先】

エクアドル日本国大使館 

電話番号:+(593)2-2278-700/ embapon@qi.mofa.go.jp

当館ホームページ:https://www.ec.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

(ア)在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動配信されております。「在留届」を提出した方で帰国、移転した方は、以下のURLで帰国又は転出届を提出してください。

(帰国・転出) https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/residencereport/login

(イ)「たびレジ」に簡易登録した方でメールの受け取りを希望しない方は、以下のURLから変更・停止の手続きをしてください。

(変更)https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/auth

(停止)https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete

3 新型コロナウイルス感染症の諸対策・措置

(1)全般

・年末年始の行政機関の活動自粛。

公的・私的機関に対して2mのソーシャルディスタンス、ショッピングモール・広場・ギャラリー・マーケット等の入場率50%以下の徹底。

レストラン・レセプション施設の収容人数制限の厳守。

・外出時のマスクの着用義務(バイオセキュリティ),他者との間隔保持(2mのソーシャルディスタンス),60歳以上・脆弱者グループには細心の注意と配慮。

・学校・教育機関の対面授業禁止(一部例外あり),ネット・自宅学習にて実施。

・屋内・屋外における大規模な集会・講演・公演・スポーツイベントの開催は,個別許可制。

(2)出入国及び県間移動

ア 12月21日非常事態宣言での新たな規制

(ア)12月22日より15日間、英国、オーストラリア、南アフリカEU諸国からの入国者に対し入国を制限する。

また、感染拡大の状況により更に15日延長される可能性があります。

(イ)全ての入国者に対して次の規制が課されます。

渡航10日以内のPCR検査陰性証明の携行が必要となります。

・特例的にPCR検査陰性証明を保有せずに入国した者に対し、保健省職員による抗原検査が実施されます。

また、PCR検査陰性証明の携行者もアットランダムに保健省職員による抗原検査が入国時に実施されます。

・抗原検査結果が陽性の者は、10日間の隔離措置が義務付けられます。

・抗原検査陽性者のうち、エクアドル居住者である渡航者は、入国時に申告した場所において隔離が義務付けられます。

・抗原検査陽性者のうち、非居住者は特定の滞在先を有しない場合、政府指定のホテルにおいて隔離が義務付けられます。

渡航者がPCR検査陽性で搭乗又は乗船した場合、抗原検査は実施せず、入国時に申告した住所での10日間の隔離が義務付けられます。

また、非居住者は、認可されたホテルにおいて10日間の隔離が義務付けられます。

・出国前にPCR検査を行わずに入国し、抗原検査の結果が陰性であった場合、

エクアドル居住者は入国時に申告した住所において、また、非居住者は認可されたホテルにおいて、5日間の隔離が義務付けられます。

イ 従来までの規制

新型コロナウイルス感染症の症状のある者は,入院・治療等の措置が執られます。

・隔離義務・治療等に係わる全ての経費は,入国者負担となります。

ガラパゴス便搭乗に際しては,搭乗前96時間以内に実施したPCR検査陰性結果の携行・提示が義務となります。

・出国・空港ターミナル入場には,旅券(身分証明書)と印刷済み(または電子チケット)航空券が必要です。事前のネットチェックインが推奨されております。

・県間公共交通の運行については,詳細は各市(郡)・ターミナル・運行会社の発表等にてご確認ください。

・キト国際空港出入国規定等(英語,西語):https://www.aeropuertoquito.aero/es/protocolo-covid-19.html

(3)出国の際は,多くの国・地域で入国制限が行われておりますので各国・地域の情勢を事前にご確認ください。

エクアドルは,感染症危険情報レベル3(渡航中止勧告)です。

外務省海外安全ホームページ(日本):https://www.anzen.mofa.go.jp/

(PC) https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2020T136.html

(携帯) http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbhazardinfo_2020T136.html

*本邦での水際対策の強化

・日本人がエクアドル感染症危険情報レベル3の国地域から日本入国の際,抗原定量検査等が義務付けられ検査結果が出るまでの間,空港内または検疫所が指定する施設にて待機を求められます。検査の結果が陽性の場合は入院等,陰性の場合は自宅・ホテル等にて入国日の翌日から14日間の待機を求められます(自宅・ホテル等への移動は公共交通機関は使用出来ず,自家用車・レンタカー・ハイヤーでの移動となります)。

・日本人が感染症危険情報レベル2の国地域から日本へ入国の場合,入国日の翌日から14日間の自宅・ホテル等での待機が求められます(自宅・ホテル等への移動 は公共交通機関は使用出来ず,自家用車・レンタカー・ハイヤー等での移動となります)。  

感染症危険情報レベル3の国に本邦入国前14日以内に滞在した外国人は,原則入国拒否となります(例外あり)。

感染症危険情報レベル2の国で査証及び査免渡航の停止となっている国からの外国人は,原則入国拒否となります(例外あり)。

・全ての国地域からの入国者に対し,検疫所長の指定する場所で14日間待機し,国内において公共交通機関を使用しないよう要請しています。

水際対策の強化:(PC) https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C078.html

4 医療情報

 万一,咳,発熱など新型コロナウイルス感染症が疑われる症状があった場合,かかりつけ医があればそこで受診いただいてその後必要に応じ指定病院で検査を受ける等の対応が想定されますが,かかりつけ医を持たない場合なども対応可能な私立病院のリスト(下記リンクをご参照)についてエクアドル外務省より4月4日に提供がありました。各病院に対し体制等を今回改めて当館で照会しましたので,その結果をお知らせ致します。エクアドル国内でのコロナウイルス関連の相談窓口は,電話171番となります。

https://www.ec.emb-japan.go.jp/files/100127473.pdf

新型コロナウイルス患者受け入れ私立病院を受診する流れ】

(1)当該病院の救急部を受診(事前の電話は必須ではありません)

(2)症状を伝え,診察を受け,新型コロナウイルスの疑いがあれば検体を採取

(3)検査結果が陽性であれば,病状に応じて,自宅隔離,入院治療(現在多くの私立病院が満床のため保健省指定病院を紹介されることが多いようです)

新型コロナウイルスの検査のやり方は病院により違います。その病院のやり方に従って下さい。

*なお,掲載情報は2020.12.9時点のものです。状況は日々変わり得ますので,ご注意下さい。

*なお,何かお困りの事がございましたら,大使館までご相談下さい(連絡先は2)。