ノルウェー政府の新型コロナウイルス対策措置(自宅待機規則の一部変更など)(12月28日現在)

●28日、ノルウェー保健介護省は、ノルウェー入国時の自宅待機規則の一部変更に関するプレスリリースを発出しました。

●28日、ノルウェー公衆保健研究所(FHI)は、28日時点で合計47,057人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表しました。

●常に最新の情報を収集するとともに、三密(密閉空間、密集場所、密接場面)を避け、手洗い、うがい、咳エチケットの徹底など感染予防に努めてください。

1 28日、ノルウェー保健介護省は、ノルウェー入国時の自宅待機規則の一部変更に関するプレスリリースを発出しました。その概要は以下のとおりです。

(1)自宅待機期間の短縮

ア 海外からノルウェーに入国する旅行者は、到着後に2度COVID-19検査で陰性となれば、自宅待機期間を(10日間から)最短7日間に短縮することができる。1度目の検査は到着から3日以内、2度目の検査は到着から7日目以降に行われなければならない。

イ 検査の受検は任意である。受検しない場合もしくはできない場合は10日間の自宅待機を行わなければならない。

ウ 右変更は過去14日以内に英国に滞在した者には適用されない。

エ 自宅待機期間短縮の可能性は、当該人がCOVID-19関連規則の要件に従って(COVID-19検査を)受検する場合にのみ適用される。検査による自宅待機期間の短縮は個人の権利ではなく、自治体や民間の検査能力等に依存する。

オ 右変更は29日午前8時より適用される。

カ 過去10日以内にノルウェーに入国し、到着から3日以内に検査を受けた者は、到着から7日目以降に再検査を受けることで、右スキームを適用し、自宅待機期間を短縮することができる。

(2)現在、ノルウェーへの渡航者は週あたり5−10万人程度である。各自治体・検査所がこれらの者すべてに二回のテストを行うとなると週あたり10万〜20万回の検査が必要となってしまうため、自宅待機期間の短縮(の可能性)が自治体や検査機関が十分なキャパシティを有しているかどうかに関連付けられることが重要である。ノルウェー260カ所の国境ポイント全てにおいて義務的検査(簡易検査)を行うには、現状マンパワーが不足しており、保健局も右義務的検査導入は勧告していない。

(3)長距離運転手等に対する自宅待機の免除

長距離運転手及び電車乗務員(鉄道貨物輸送除く)はノルウェー入国以前14日以内に英国に滞在していたとしても、勤務時間中に限り自宅待機を免除される。余暇の時間は自宅待機をしなくてはならない。

※詳しくは、以下の12月28日付ノルウェー保健介護省プレスリリースをご参照ください。

https://www.regjeringen.no/no/aktuelt/nye-karanteneregler-skal-bidra-til-at-flere-reisende-tester-seg/id2826283/

2 ノルウェー国内の感染状況

28日、FHIは概要以下を発表しました(以下( )内の人数は対前日比、【 】内の人数は対前週(12月21日)比)。なお、24日以降は県別感染者数の発表はありませんので、省略します。

(1)28日時点の累計感染者数は47,057人(+383人)【+3,152人】。

(2)28日現在の合計死亡者は429人(+8人)【+24人】。

(3)ノルウェー国内の感染状況等に係る最新情報は以下FHIホームページから確認することができます。

https://www.fhi.no/en/id/infectious-diseases/coronavirus/daily-reports/daily-reports-COVID19/

【問い合わせ先】

ノルウェー日本国大使館 領事班

電話:(+47)2201-2900

メール: ryouji@os.mofa.go.jp

※邦人の方が新型コロナウイルスの感染・疑いがある旨診断された場合には、当館までご一報願います。

※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信停止をご希望の方は、以下のURLから停止手続きをお願いいたします。

URL: https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete

※「在留届」を提出した方で帰国、第三国に転居した方は、以下のURLで帰国又は転出届を提出してください。

URL: https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/residencereport/login