新型コロナウイルス関連情報(オランダ乗り継ぎ時の注意、及びブルガリア国内の感染状況等)

【ポイント】

●オランダ政府は、12月29日(火)から、オランダに到着する全ての国際便(一部例外あり)の乗客に対してPCR検査陰性証明の提出を求めることとなりました。入国せずに乗り継ぎだけの場合も含まれます。

●12月25日新規感染者数772名、新規死者数45名。

●累計死者数が7,000名を越えました(7,023名)。人口当たりの累計死者数でブルガリアは世界第12位。

●直近7日間の死者数684名。人口当たりの直近7日間の平均死者数でブルガリアは世界第6位。

【本文】

○12月25日付在オランダ日本国大使館領事メールによると、オランダ政府は、29日(火)午前0時01分から、オランダ人及びEU市民を含め、原則、オランダに到着するすべての国際便による渡航に陰性検査証明書等を義務付ける旨の発表を行いました。

 具体的には、上記日時以降、EU又はオランダ政府が指定する安全な国(以下、「安全な国」とする。)のリストに掲載されていないすべての国から到着するオランダへの渡航者は、オランダ到着予定前の72時間以内に実施されたPCR検査陰性検査証明書及び自身の署名入り申告書の提示が義務付けられます(なお、日本からの渡航者については、12月25日時点では、「安全な国」のリストに掲載されているため、日本からオランダへの渡航は本措置の対象とはなりません。)。この措置により、EU・シェンゲン域内の国から到着する場合やEU・シェンゲン域内外の国からオランダで乗り換えを行う場合、日本人を含めすべての乗客は陰性検査証明書等を提示することが義務付けられます(ただし、EU・シェンゲン域内からの渡航者は、「申告書

」は不要)。

 詳細は在オランダ日本国大使館領事メールをご覧ください→ https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=104070

 なお、当館が確認したところ、12月25日時点で、ブルガリアは「安全な国」リストには掲載されていないため、ブルガリアからの渡航者は全て、乗り継ぎ客も含め、PCR検査陰性証明を提出する必要があります。

 オランダへの渡航(乗り継ぎを含む)を予定、検討している方は、上記在オランダ日本国大使館領事メールを必ずご確認ください。

 また、欧州全体で依然として感染拡大が深刻であることから、今後、他の国でもこのような入国規制の変更が突然行われる可能性があります。ブルガリア国外への渡航を検討されている方は、外務省の「たびレジ」で、乗り継ぎ地も含めた渡航予定先の国を登録し、現地の日本大使館の最新の情報を領事メールで入手するように努めてください。

 たびレジの登録はこちら→ https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

○12月25日(金)時点のブルガリア国内の感染状況(ブルガリア保健省発表)。

検査数 3,669件

陽性率 21.04%

感染者累計 196,658名(前日比+772名)

死者累計 7,023名(前日比+45名)

治癒累計 107,680名(前日比+1,215名)

アクティブケース 81,955件

入院中 5,671名(前日比−43名)

集中治療中 521名(前日比−12名)

感染医療従事者累計 8,671名(前日比+10名)

地域別の前日からの新規感染者数

ブラゴエフグラド  :23

ブルガス      :57

ヴァルナ      :72

ヴェリコ・タルノヴォ:5

ヴィディン     :8

ヴラツァ      :28

ガブロヴォ     :

ドブリッチ     :33

カルジャリ     :13

キュステンディル  :17

ロベチ       :22

モンタナ      :4

パザルジク     :28

ペルニック     :4

プレーヴェン    :46

プロブディフ    :50

ラズグラッド    :6

ルセ        :34

シリストラ     :17

スリヴェン     :31

スモリャン     :3

ソフィア県     :29

ソフィア市     :139

スタラ・ザゴラ   :9

タルゴヴィシテ   :14

ハスコヴォ     :35

シューメン     :18

ヤンボル      :27

前日からの死者45名の内訳

10代:女性1名

30代:男性1名

50代:男性5名、女性1名

60代:男性7名、女性4名

70代:男性10名、女性7名

80代:男性4名、女性3名

90代:男性1名、女性1名

統計サイト「Our World in Data」によると、12月24日時点で、ブルガリアは、人口100万人当たりの過去7日間の平均死者数で世界6位、人口100万人当たりの累計死者数で世界12位です。出典はこちら→ https://ourworldindata.org/grapher/covid-deaths-daily-vs-total-per-million?tab=table&stackMode=absolute&time=2020-12-24&country=®ion=World

直近14日間の人口10万人あたりの感染者数国内上位10地域(当館が保健省の発表に基づいて独自に集計)

1.ヴラツァ県    :475.5

2.ルセ県      :465.6

3.ヴァルナ県    :444.9

4.スリヴェン県   :425.0

5.ペルニック県   :406.7

6.ブルガス県    :398.3

7.ヤンボル県    :387.2

8.キュステンディル県:368.4

9.プレーヴェン県  :337.7

10.ロベチ県     :322.8

※これらの地域では、病院のベッド使用率が非常に高くなっており、病院や医師の負担が深刻になっています。

ブルガリア国内感染状況週間トレンド>

○10月以降、ブルガリア国内の感染拡大が深刻な状況が続いています。保健省の発表を基に当館において取りまとめた各数値の1週間毎の推移の表とグラフを当館ツイッター、及びフェイスブックに掲載しています。グラフで見ると推移の状況が一目瞭然ですので、ぜひご確認ください。

ツイッターhttps://twitter.com/EmbassyBulgaria/status/1340237663945826305?s=20

フェイスブックhttps://m.facebook.com/108501130796522/posts/224681435845157/?d=n

○当館フェイスブック「領事・安全情報ページ」では、毎日、新型コロナウイルス関連情報を掲載しています(基本的には領事メールと同じ内容)。これまでに当館が配信した領事メールを確認できますのでぜひご利用ください→ https://www.facebook.com/japanemb.bulgaria.anzen

○当館ツイッター(日本語)では、システム上の都合により領事メールでは掲載できない新規感染者推移グラフや詳細な地域別感染者統計表も毎日掲載しています。→ https://twitter.com/EmbassyBulgaria

○欧州域内の感染状況はこちら(欧州疾病予防センター(ECDC)HP)→ https://www.ecdc.europa.eu/en/cases-2019-ncov-eueea

○感染が疑われる場合の連絡先や、日本における各種水際対策、ブルガリアの入国規制等はこちら(当館HP)→ https://www.bg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/covid-19_FAQ.html

○外務省の「たびレジ」に登録すると、現地の在外公館からの最新の安全情報を領事メールで受け取ることができます。他国への渡航を検討している方は、ぜひ「たびレジ」に登録して現地の最新情報を受信してください。登録はこちらから→ https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

○海外に3ヶ月以上滞在するときは、在留届の提出が義務づけられています。また、帰国の際は、帰国届の提出をお願いします。登録、変更は、オンラインでもできます。こちらから→ https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html

○外務省海外安全HPでは、当館を含め、世界中の在外公館がこれまでに発信した領事メールを確認できます。各国の最新の入国規制を含む新型コロナウイルス関連情報の確認にご利用ください→ https://www.anzen.mofa.go.jp/riskmap/index.html

【参考】

ブルガリア政府運営新型コロナウイルスポータルサイト

https://coronavirus.bg/

ブルガリア保健省(ブルガリア語)

https://www.mh.government.bg/bg/

ブルガリア新型コロナウイルス・ホットライン(ブルガリア語)

電話 028078757(24時間)

■日本厚生労働省

新型コロナウイルス関連情報

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

新型コロナウイルスに関するQ&A

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

■外務省海外安全ホームページブルガリア

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_171.html#ad-image-0

世界保健機関(WHO)

https://www.who.int/health-topics/coronavirus

ブルガリア日本国大使館領事警備班

電話:(国番号359)2-971-2708(代)(24h)

e-mail: consul.jpn-emb@sf.mofa.go.jp

HP: http://www.bg.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

Twitter(日本語): https://twitter.com/EmbassyBulgaria

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