【注意喚起】新型コロナウイルスについて(その131:新規感染者数等が高い水準で推移)

●1日あたりの新規感染者数が6,178名、重症者数が5,371名に達しました。いずれも、引き続き高い数値で推移していますので、感染予防のため最大限の注意を払って下さい。

1 イラン厚生省の発表によりますと、本日(24日)の感染者数等は、以下のとおりです。

(1)新規症例件数:   6,178名(うち924名が入院)

(2)累積症例件数:1,183,182名

(3)新規死者数:       152名

(4)累積死者数:    54,308名

(5)累積治癒数:   924,685名

(6)重症者数:      5,371名

(7)検査実施件数:7,253,750件

2 1日あたりの新規感染者数が6,178名、重症者数が5,371名に達しました。いずれも、引き続き高い数値で推移しています。

3 本日(24日)の当地における主な新型コロナウイルス関連報道は、以下のとおりです。

(1)ラーリー厚生省報道官発言 

●感染警告情報:現在、205の郡がオレンジ、243の郡がイエローの状態にある。(昨日から変更なし。)

(2)ローハニ大統領(国家新型コロナウイルス対策本部専門委員会会合)

●シャベヤルダーにおける人々の協力を評価するにはまだ早いかもしれないが、これまでの報告を考慮すれば、人々の協力の継続をもってすれば、現在懸念がある地域についても、安定し、期待のもてる状況に達することを望むことができる。

●国家新型コロナウイルス対策本部執行部は、精確且つ包括的な計画をもって素早くコロナウイルスの感染者数や死者数を減らし、オレンジやイエローの状況に変えることができた州について、それを成功例として一般に紹介し、またその政策を状況の安定しない地域で実施することを指示した。

●厚生省は、国内生産であれ、国外からの購入であれ、ワクチン確保のため全力で取り組まなければならない。人々は我々が抑圧的な制裁が新型コロナウイルス対策に困難をもたらすのを許さず、制裁下にない国よりも成功裡に行動したように、ワクチンの確保についても、米国による制裁や妨害があるにもかかわらず、必ず確保し、国民に提供することを信じてほしい。

●高齢者、基礎疾患のある者、難病患者、衛生・医療部門職員がワクチン取得の優先対象者となる。

●その他の者に対するワクチンの配布は、イランのワクチン投与が完全で、且つ、集団免疫によって感染の連鎖が断たれると確信されるまで継続する。

●国内でのワクチン製造の完全な支援は政府の優先事項であり、必要な基準を具えた国産ワクチンが利用可能となることを期待している。

●イラン国民は外国メディアによる雰囲気醸成に惑わされることはない。感染拡大初期から、イランの感染者や死亡者をはじめとしたコロナウイルスの統計情報を誇大に報道し、その枠組みで心理戦を行っていたそれら外国メディアは、イランの成果や計画を矮小化しようとしている。

(3)ヘンマティ中央銀行総裁

新型コロナウイルスワクチン購入の問題は解決した。

●(ワクチン購入のための支払いに関して)今朝ある銀行一行から送金のための最初の同意が得られ、我々は支払いのための指示を出した。

●イラン中銀は新型コロナウイルスワクチン購入のために現段階で2億ユーロを割り当てている。必要があればさらなる割り当てを行う。

●厚生省との間で必要な調整を行っており、イラン国民はワクチンの購入と輸送はいち早く行われると信じてほしい。

●これら措置に並んで、ワクチンの国内生産の生産ラインに必要な設備のための外貨の割り当てを特別の優先度をもって追求している。

4 カテゴリーの説明

(1)イエロー:PCR検査で陽性の入院者数が、4人/10万人

(2)オレンジ:PCR検査で陽性の入院者数が、6人/10万人

(3)レッド:PCR検査で陽性の入院者数が、10人/10万人

5 最新情報を入手するとともに、以下を参考に感染予防に努めて頂き、感染予防のため最大限の注意を払って下さい。

(1)飛沫感染を防ぐため、マスクの着用、ソーシャル・デイスタンシングを心掛け、いわゆる「三つの密」(密閉された空間で、密集しての密接な会話)を避ける。特に不特定多数の人がいる密閉された屋内にいることを避ける。

(2)接触感染を避けるため、アルコール系手指消毒薬または石鹸と流水による手洗いを頻繁に行う。目、鼻、口などに触れる前に必ず手洗いをする。

(3)体調不良の時は外出を控え、咳やくしゃみがあるときは、マスクを着用し鼻と口を覆う。マスクがない場合は、咳やくしゃみのときに手で抑えず、鼻と口をティッシュなどで覆い、その後手洗いを行う。

6 その他関連サイト

(1)厚生労働省ホームページによる周知

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

ア 新型コロナウイルスを防ぐためには

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596861.pdf

イ 一般的な感染症対策について

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

(2)国立感染症研究所ホームページ

https://www.niid.go.jp/niid/ja/

(3)外務省海外安全ホームページ

【広域情報】新型コロナウイルスに関する注意喚起

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C018.html

感染症危険情報】イラン

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_046.html#ad-image-0

7 連絡先及び問合せ先

在イラン日本国大使館 領事班

電話:+98-21-22660710(代表)

FAX:+98-21-22660746

e-mail:consular@th.mofa.go.jp

HP:http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/index.html

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