新型コロナウイルス関連情報(12月18日現在:感染状況、流行宣言延長、国内規制変更)

○ポイント

●17日午前0時から18日午前0時にかけて、新たな感染者数は合計1,512名、累計感染者数は103,555名です。

●国内における新型コロナウイルス感染症の流行宣言が延長されました。

●国内規制に変更があります。詳しくは本文をご確認ください。

●感染拡大が続いており、新規感染者数や死亡者数が多くなっています。引き続き、最新情報を入手し、感染予防に努めて下さい。

○本文

1 感染者数関連情報

 17日午前0時から18日午前0時にかけての新規感染者数は1,512名、現在の入院者数1,212名、集中治療室収容者数207名です。関係当局によれば、これまで計618,540名を検査し、計103,555名の感染が確認されています。死亡者数は41名増加し、計2,278名です。

(地域別感染者数(16日から本日まで(2日間)の増加人数))

スロベニア中心部       :24,995(+663)レッド

ドレンスカ・ベラクライナ地方 : 7,756(+305)レッド

サヴィンスカ地方       :14,329(+455)レッド

ポドラウスカ地方       :16,065(+586)レッド

ゴレンスカ地方        :12,369(+248)レッド

ポムルスカ地方        : 7,661(+215)レッド

オバルノ・クラシュカ地方   : 3,158(+154)レッド

ゴリシュカ地方        : 3,752 (+94)レッド

コロシュカ地方        : 4,425 (+79)レッド

プリモルスコ・ノトランスカ地方: 2,166 (+49)レッド

ポサウスカ地方        : 3,684(+191)レッド

ザサウスカ地方        : 2,665(+121)レッド

その他調査中         :   531 (+27)

(内数名が外国人と報じられています。)

※(地域別感染者数:出典)COVID-19トラッカーSledilnik

https://covid-19.sledilnik.org/sl/stats

2.新型コロナウイルス感染症流行宣言の期間延長

 昨17日、スロベニア政府は新たな政令を公布し、10月19日に発効した全国を対象とする新型コロナウイルス感染症の流行宣言を、再度30日間延長し、その期間を2021年1月16日までとしました。

3.国内規制の延長及び変更

(1)昨17日、国内規制に関わる政令の延長及び変更が発表されました。概要は下記の通りです。

(a)映画館を含む文化的サービスの提供の一時的な禁止に関する政令(12月19日から29日24時まで)

 図書館以外の文化施設の閉鎖。この例外として、下記が追加されました。

 −スロベニア国内全ての地域における、屋外の文化遺産の見学(ガイドなし)

 −スロベニア中心部、ゴリシュカ、オバルノ・クラシュカ、ゴレンスカ地域における、美術館及びギャラリーの開館

(b)運転及び車両分野における商品販売及びサービス提供の一時的な禁止に関する政令(12月19日から25日24時まで)

 −自動車運転教習所を含む、免許証に関する行政サービスの制限

 −2020年11月16日から同年12月25日の間に失効する運転免許証の有効期限を、2021年2月28日まで延長する。

(c)消費者への商品販売及びサービス提供の一時的な禁止に関する政令(12月19日から23日24時まで)

 ○スロベニア国内全ての地域に於いて、これまで禁止されていた下記の販売・営業が認められます。

 −樹木、園芸品店

 −技術用品店

 −工芸品販売、各種設置・修理・メンテナンスサービス

 −ペットケアサービス

 −個別の非医療コンサルティング及びセラピーサービス

 ○スロベニア中心部、ゴリシュカ、オバルノ・クラシュカ、ゴレンスカ地方において、これまで禁止されていた以下の販売・営業が認められます。

 −繊維製品販売店

 −書店、文房具店、コピー印刷サービス、小売店、ギフトショップ

 −子ども用品店

 −不動産仲介サービス

(2)昨17日、国内規制に関わる以下の政令の延長が発表されました。

(a)国境における新型コロナウイルスの蔓延防止措置に関する政令(12月25日24時まで)

 −各国の感染状況によるグリーン、オレンジ、レッド国のリストの策定

 −レッド国からの入国する場合、10日間の自主隔離または陰性証明の提示が必要(例外事項あり)

 −規定された国境地点以外における入国の禁止(国境付近の地域住民等の例外あり)

(b) 大学を含む教育機関での集会・集まりの一時的な禁止する政令(12月25日24時まで)

 ―幼稚園、小中学校、大学等を含む教育機関の閉鎖及びリモート学習への切替(緊急を要する保育、学生寮の使用等の例外あり)

(c)スポーツ活動の一時的な制限に関する政令(2021年1月3日24時まで)

 ―スポーツ施設の閉鎖(例外は、登録された選手、プロ選手等による利用)

 ―家族または同一世帯のものによる6名以下のスポーツ活動は可(感染予防策は必要)

【参考情報】

1.新型コロナウイルス感染症に関連する各種問い合わせ先について

スロベニア政府はホームページで、以下の連絡先について紹介しておりますので、共有いたします。

(1)自主隔離(自己検疫)に関連する情報は、下記の保健省の連絡先から入手できます。

電話番号:+386 (0)1 478 68 48 (8時30分から15時30分まで)

メール:karantena.mz@gov.si

(2)健康に関する推奨事項と指示については、国立公衆衛生研究所にご連絡ください。また、国立衛生研究所のウェブページからも確認できます。

https://www.nijz.si/

電話番号:+386 (0)1 2441 729

(3)国境通過に関する質問については、下記の警察のコールセンター(新型コロナウイルス関連の情報提供)もしくは、メールでお問い合わせください。

電話番号:+386 (0)1 514 70 01

メール:info.koronavirus@policija.si

(4)領事に関連する質問については、スロベニア外務省にお問い合わせください。

電話番号:+386 (0)1 478 20 10

2.外務省海外安全ホームページ

本サイトでは、各国・地域での新型コロナウイルスの発生状況、新型コロナウイルス(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限)等の情報を掲載しています。

https://www.anzen.mofa.go.jp/

3.たびレジ簡易登録

本サービスは、メールアドレスとメール配信を希望する国・地域を選択するだけで、当該在外公館から領事メールを受信することが出来ます。ぜひご活用下さい。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/register

4.スロベニア国立公衆衛生局は、国内状況や感染予防の方法等について公開しています。

https://www.nijz.si

(主にスロベニア語)

5.新型コロナウイルス感染症に備えて 〜一人ひとりができる対策を知っておこう〜(首相官邸

https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html

6.新型コロナウイルス感染症に関する情報について(厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

7.リュブリャナ空港ホームページ

https://www.fraport-slovenija.si/en/Main

8.スロベニア政府の下記のツイッターアカウント等で、随時情報発信が行われておりますので、こちらもご確認ください。

●政府(英語):https://twitter.com/govslovenia

●政府(スロベニア語):https://twitter.com/vladars

(英語版と若干内容が異なります。)

●外務省:https://twitter.com/mzzrs

(主にスロベニア語)

●保健省:https://twitter.com/minzdravje

(主にスロベニア語)

Embassy of Japan in Slovenia /

Veleposlanistvo Japonske v Sloveniji

Trg republike 3/XI, 1000 Ljubljana

tel: +386 1 200 8281

fax: +386 1 251 1822

http://www.si.emb-japan.go.jp/

email: info@s2.mofa.go.jp