マリにおける新型コロナウイルス感染症に関する新たな措置

1 11月30日、マリ国営放送にて、ンダオ暫定大統領よりマリにおける新型コロナウイルス感染症の現状及右を踏まえての新たな措置が、以下のとおり発表されました。つきましては、同措置の遵守をお願いします。

(1) 現況

ア 3月25日には2例に過ぎなかった新型コロナウイルス感染確定例が、11月30日には5000件に達しようとしており、マリにおける新型コロナウイルスの感染状況は明らかに悪化している。

イ 専門家によると、追跡能力の欠如等の理由により、実際には、より多くの感染確定例が存在している。

ウ 新型コロナウイルスの脅威は、より我々に近づいてきている。特に、モスクや教会におけるマスク着用、社会的距離、手洗い、清掃等の徹底が重要である。

(2) 12月1日より5週間の間、全国民に対し、新型コロナウイルス対策として下記の徹底を要請。

ア 数百万枚の再利用可能なマスクの無料配布及び着用の大都市からの段階的義務化。

イ 石鹸での手洗い、ソーシャルディスタンス、冠婚葬祭・洗礼・葬儀を含め集会を制限。

ウ 市場の開場時間を8時から14時までに短縮。

(3) 暫定首相、関係閣僚及び新型コロナウイルス対策科学評議会からの提言を踏まえ、下記の施策を承認。

ア 28日間の公立及び私立の初等・中等・高等教育機関の休校。

イ 28日間の娯楽・スポーツ施設並びにバー、レストランの閉鎖。

ウ 28日間の夜間外出禁止(21時から翌朝5時まで)。1回目の夜間外出禁止を踏まえ、一部適用除外者あり。

エ 空港・国境当局による、有効かつ正規に発行された新型コロナウイルス感染症陰性証明書の確認の強化。偽造証明書は処罰対象。

    

2 皆様におかれては、引き続き、感染の地理的拡大の可能性に注意するとともに、現地の状況が悪化する可能性も念頭に、最新情報の収集と、感染予防に万全を期してください。

    

3 マリにて新型コロナウイルスの感染・疑いがあると診断された場合は、当館までご一報願います。

 

[備考]

〇 新型コロナウイルス感染症を受け、各種入国制限等を導入・強化している国・地域が増えているところ、必ず渡航先政府の最新情報を事前にご確認ください。

 なお、日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限については、以下のHP にとりまとめられています。

(⇒https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

〇 渡航先における情報を迅速に入手するためにも、「たびレジ」が大変便利です。第三国へ渡航の際は、下記のリンクから訪問先の「たびレジ」登録をよろしくお願いいたします(⇒https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

(参考)

マリ保健・社会問題省(Ministere de la Sante et des Affaires Sociales du Mali)

http://www.sante.gov.ml/

(参考)

マリ保健・社会問題省(Ministere de la Sante et des Affaires Sociales du Mali)

http://www.sante.gov.ml/

日本における新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の強化に係る措置

https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page4_005130.html

日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

厚生労働省ホームページ(新型コロナウイルス感染症について)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

(問い合わせ先)

○外務省領事局政策課(海外医療情報)

  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5367

  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)

  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

○外務省 海外安全ホームページhttps://www.anzen.mofa.go.jp/