【注意喚起】邦人被害の窃盗事件(自称ドバイ出身者から「タイバーツを見せて」などと言われ、財布を取り出した隙にお金を奪い取られる事案)の発生

・11月中旬頃、首都バンコクのラマ9世通りやスクンビット地域にあるコンビニエンスストア等において、在留邦人の方が、自称ドバイ出身の男女2人組から、「タイバーツを見せてください。」などと英語で声をかけられ、財布を取り出していたところ、その最中に財布の中からタイバーツ札等を奪われる窃盗事件が発生しました。

・犯人は、30歳前後の自称ドバイ出身の男女2人組で、コンビニエンスストア店内において、「タイに来て14日間の隔離が終わったばかりです。あなたは、どこの国の出身ですか。1ドルは何バーツですか。バーツ札を見せてください。」などと英語で声をかけ、在留邦人の方が財布を取り出したところ、突然何も言わず、財布からタイバーツ札や日本円札を抜き取ったとのことです。

・すぐに同人が、お金を抜き取られたことに気付いたため、犯人からその場でお金を取り返すも、犯人と別れた後になって、一部のタイバーツ札及び日本円札を犯人に奪われていることに再度気付いたとのことです。

バンコクスクンビット界隈の路上や店頭等で、「日本円を見せて欲しい」などと声をかけられ、財布を取り出したその隙に、素早くお金を抜き取られる窃盗の手口は過去にも複数回発生しております。在留邦人及び旅行者の皆様におかれましては、見知らぬ者から、お金を見せて欲しい等の要求があった際には、必ず不審に思い、安易に財布を取り出すことはせず、その場を立ち去るなど十分注意をして下さい。

(問い合わせ先)

○在タイ日本国大使館領事部

電話:(66-2)207-8500、696-3000

FAX:(66-2)207-8511

所在地: 177 Witthayu Road、 Lumphini、 Pathum Wan、 Bangkok 10330

(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)

◎在留届を提出されている方は、記載事項変更(転居等による住所変更・携帯電話番号やemailアドレスの追加・変更等)、または帰国・転出等があれば必ずお知らせください。

◎在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、外務省海外旅行登録(「たびレジ」)を、ぜひ活用してください。登録者は、滞在先の最新の渡航情報や緊急事態発生時の連絡メール、また、いざという時の緊急連絡の受け取りが可能です。

・たびレジ:https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

・たびレジ簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願いいたします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete

◎緊急事態が発生した際、携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)を利用し、在留届や「たびレジ」に登録のあった携帯電話番号に当館より関連情報を送信したり、返信を求める事により安否確認を行う場合があります。本システムでは、原則タイの国番号(+66)を使用し、メッセージは半角英数字(ローマ字)で送信します。

・運用開始について:http://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/pdf/sms_kh.pdf

・よくあるご質問:http://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/pdf/sms_qa.pdf