【注意喚起】新型コロナウイルスについて(その102:新規感染者数等が過去最悪の数値を記録)

●1日あたりの新規感染者数が13,421名、重症者数が5,712名に達し、いずれも過去最悪の数値を記録しました。感染者数が急速、かつ、大幅に増大していますので、感染予防のため最大限の注意を払って下さい。

1 イラン厚生省の発表によりますと、本日(18日)の感染者数等は、以下のとおりです。

(1)新規症例件数:   13,421名(うち2,837名が入院)

(2)累積症例件数:  801,894名

(3)新規死者数:       480名

(4)累積死者数:    42,941名

(5)累積治癒数:   576,983名

(6)重症者数:      5,712名

(7)検査実施件数:5,626,631件

2 1日あたりの新規感染者数が13,421名、また、重症者数が5,712名に達し、いずれも過去最悪の数値を記録しました。

3 本日(18日)の当地における主な新型コロナウイルス関連報道は、以下のとおりです。

(1)ラーリー厚生省報道官発言

州別感染警告情報

【レッド状態】

テヘランイスファハン、コム、東アゼルバイジャン、南ホラサーン、セムナーン、ガズヴィーン、ロレスタン、アルダビール、フーゼスタン、ケルマンシャー、コフギルイェ・ボイェルアフマド、ギーラーン、ブシェール、ザンジャーン、イーラーム、ホラサーン・ラザヴィ、マーザンダラン、チャハールマハール・バフティヤーリ、アルボルズ、西アゼルバイジャン、マルキャズィ、ケルマーン、北ホラサーン、ハマダン、ヤズド、クルディスタン

※レッド(4段階の一番上:新たな陽性者が人口10万人あたり25人以上だった地域)。

【オレンジ及びイエロー状態】

ホルモズガン、ファールス、ゴレスタン、シスタン・バルチスタン

(昨日から区分が変更。内訳は変更なし。)

※イエロー(人口10万人あたりで新たな陽性者が1人〜9人)及びオレンジ(新たな陽性者が,人口10万人あたり10人〜24人)の地域。

(2)ローハニ大統領発言(閣議

●土曜日から国内では厳しい制限措置が開始される。

●レッド地域においては土曜日以降、15人を超える政府の会議は全て禁止である。

●もちろんご存知のように閉業措置は、新型コロナウイルスの問題の主たる解決策ではない。解決は生活様式を変えることによってのみあり得るだろう。

(3)ライースィ国家新型コロナウイルス対策本部報道官

●(公共交通機関利用における罹患者のスクリーニングについて)情報省との共同のシステムの運用開始により、2週間後から、 バスや航空機を利用する際には国民番号を提示することによってのみチケットが購入することができるようになる。罹患者はチケットを買うことができない。

(4)ガーセミ国家新型コロナウイルス対策本部治安・社会委員会書記

●(交通規制について)違反のナンバープレートが確認される場合には、24時間に一度罰金が科される。

(5)ザーリー・テヘランコロナ対策本部部長

●(テヘラン州で)もっとも感染者が多いのは、南東及び南部の周縁地域である。

(6)テヘラン市教育局広報

テヘランの全ての学校は2週間閉鎖。教育・指導はインターネット上で行われる。

(7)スポーツに関する国家新型コロナウイルス対策本部通知

●リーグやトーナメント、遠征を含むスポーツイベント、特にオリンピックに関するものについて、それに対して出された開催許可は、引き続き有効である。

4 感染者数が急速、かつ、大幅に増大していますので、最新情報を入手するとともに、以下を参考に感染予防に努めて頂き、感染予防のため最大限の注意を払って下さい。

(1)飛沫感染を防ぐため、マスクの着用、ソーシャル・デイスタンシングを心掛け、いわゆる「三つの密」(密閉された空間で、密集しての密接な会話)を避ける。特に不特定多数の人がいる密閉された屋内にいることを避ける。

(2)接触感染を避けるため、アルコール系手指消毒薬または石鹸と流水による手洗いを頻繁に行う。目、鼻、口などに触れる前に必ず手洗いをする。

(3)体調不良の時は外出を控え、咳やくしゃみがあるときは、マスクを着用し鼻と口を覆う。マスクがない場合は、咳やくしゃみのときに手で抑えず、鼻と口をティッシュなどで覆い、その後手洗いを行う。

5 その他関連サイト

(1)厚生労働省ホームページによる周知

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

ア 新型コロナウイルスを防ぐためには

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596861.pdf

イ 一般的な感染症対策について

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

(2)国立感染症研究所ホームページ

https://www.niid.go.jp/niid/ja/

(3)外務省海外安全ホームページ

【広域情報】新型コロナウイルスに関する注意喚起

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C018.html

感染症危険情報】イラン

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_046.html#ad-image-0

6 連絡先及び問合せ先

在イラン日本国大使館領事班

電話:+98-21-22660710(代表)

FAX:+98-21-22660746

e-mail:consular@th.mofa.go.jp

HP:http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/index.html

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