安全情報10月分

【安全情報10月分】当地報道より、殺人、強盗事件や自然災害など、先月10月に報じられた皆様の安全に係わる情報の概要をお知らせしています。

新型コロナウイルスについて

各国・地域における新型コロナウイルスの感染状況

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/country_count.html

各国・地域における新型コロナウイルス感染症に係る入国制限措置と入国後の行動制限措置に関する状況

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

 コスタリカにおいて風評被害を受けた場合、または被害を受けた邦人の情報がある場合には、在コスタリカ大使館までご連絡をいただきますようよろしくお願いいたします。

サンホセ

「58歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 10月2日夜、サンホセ市で、58歳のスーパーの警備員が客と口論になり、銃で撃たれて死亡した。

マリファナ入りのケーキやクッキーを販売し逮捕」(麻薬事件)

 10月3日、ゴイコエチェア市の民家でマリファナが入ったケーキやクッキーを製造し、宅配サービスを使って販売していたとして、女性3人と男性2人が逮捕された。

「59歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 10月6日午後9時、デサンパラドス市で、59歳の男性と37歳の男性が刃物で刺され、59歳の男性が間もなく死亡した。37歳の男性は重傷。

「未成年者を利用していた麻薬組織が摘発」(麻薬事件)

 10月14日、サンタアナ市で麻薬組織が摘発され、大人8人及び未成年者6人(14〜17歳)が逮捕された。この麻薬組織は未成年者を利用し宅配業者を襲い、バイクや車、所持品や宅配物を強奪していた。また、対抗する麻薬組織に対しても危害を加え、殺人に至ったこともあった。

 なお、家宅捜索の際に盗難車、コカイン、マリファナ、現金等が押収された。

「住宅から約2トンのコカインを押収」(麻薬事件)

 10月16日、エスカス市の住宅から、コカイン約2トン(1キロの包みが1,986包)、マリファナ470グラム、現金150万米ドル及び2億3,540万コロン(約40万米ドル)が押収され、コロンビア人男性2人(25歳、54歳)とコスタリカ人女性1人(22歳)が逮捕された。

 警察は、この住宅が空き巣に遭っているとの隣人からの通報により駆け付け、室内から麻薬と現金が発見し押収した。

「40歳の男性、刃物で刺されて死亡」(殺人事件)

 10月18日午前3時、クリダバ市で、30歳の男が40歳のニカラグア人男性を刃物で刺し、さらに頭部を強く殴って殺害した。

「44歳の母親、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 10月20日午後8時10分、コロナド市で、44歳の母親と18歳の息子が車で移動中に、バイクに乗った男2人に銃で撃たれた。息子が逃げようと猛スピードで走っていたが、銃で撃たれた際に電柱に衝突し、母親は死亡、息子は重傷を負った。麻薬絡みの犯行と見られている。被害者の夫も、今年1月に同市内で殺されている。

「28歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 10月31日午後8時42分、サンホセ市とアラフエリタ市の境の道路で、28歳の男性が銃で10発以上撃たれて殺された。被害者は、強盗事件を起こし服役していた過去がある。

●リモン県

武装犯、家族を縛って男性を連れ去る」(誘拐事件)

 10月2日午後5時40分、ポコシ市の民家に武装した3人の男が押し入り、家族全員を縛って、44歳の男性を連れ去った。連れ去る際に被害者の車が盗まれたが、車は2時間後に30キロ離れたところで発見された。

「38歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 10月10日午前6時半、ポコシ市の自宅で、38歳の男性が未成年の子供2人の目の前で、複数の男に銃で撃たれて殺された。犯人は最初、被害者の自宅の隣にある義父の家に発砲したが、義父はかすり傷を負ったのみだった。その後、銃声を聞いた38歳の男性が子供2人と裏庭から逃げようとしたところ、犯人に撃たれて死亡した。警察は間もなく、逃走中の容疑者5人を逮捕した。

「コカイン2.9トンが発見される」(麻薬事件)

 10月11日、リモン市にあるAPMターミナル港で、ベルギー行きのバナナが入ったコンテナの中から約1キロのコカインが入った包みが2,903個発見された。

「26歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 10月19日の夜、グアシモ市の住宅に男が押し入り、中にいた26歳の男性を銃で11発撃って逃走した。さらに、住宅の外から仲間が家に向かって発砲した。被害者は間もなく死亡。

「23歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 10月19日の夜、リモン市で、23歳の男性が自宅に女性を連れて戻ったところ、待ち伏せしていた男に銃で撃たれて殺された。女性は無事だった。

「73歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 10月25日午前11時、シキーレス市で、73歳の父親が、自宅の前で息子が若者2人と口論になり、銃を突きつけられているのを見たことから、息子を守ろうとして家を出たところ、銃で撃たれた。男性は病院に運ばれたが死亡。容疑者の2人は間もなく自首した。

「麻薬警察、コンテナの中からコカインを発見」(麻薬事件)

 10月26日、リモン市で、コスタリカに到着したばかりのコンテナの中から、約2.4トンのコカインが発見された。コンテナはポルトガルを出た後、複数の国を経由しており、最終経由地であるコロンビアでコカインが入れられたものと見られている。

●プンタレナス県

「プンタレナス市で3件の殺人事件」(殺人事件)

 10月10日午後9時、プンタレナス市(バランカ区)で、20歳の男性が複数の友人と家にいたところ、何者かが外から発砲した。その銃弾が20歳の男性に当たり、男性は間もなく死亡した。犯行動機はまだ分かっていない。

なお、9月30日と10月2日にも、同区内で殺人事件が起きており、わずか12日間の間に殺人事件が3件発生している。

「31歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 10月17日午後8時、プンタレナス市で男性2人が歩いていたところ、自転車に乗った男にいきなり発砲され、31歳の男性が死亡した。一緒にいたもう1人の男性は無傷だった。

「29歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 10月20日の朝、プンタレナス市で29歳の男性が銃で撃たれて殺されているのが発見された。

「2カ月の間にプンタレナス市内で12件の殺人事件」(殺人事件)

 10月22日午後7時、プンタレナス市(バランカ区)で、21歳の男性が銃で撃たれて殺された。麻薬絡みによる報復が目的の犯行と見られている。最近2カ月間で、同市内のチャカリータ区、バランカ区、エルロブレ区で起きた殺人事件は12件になる。

「67歳の女性、刃物で刺されて死亡」(殺人事件)

 10月25日朝、プンタレナス市の住宅で、67歳の女性が遺体で発見された。被害者は同日未明に何者かに刃物で刺されて殺された模様。犯行目的は盗難と見られているが、息子2人に前科があることから、報復が目的の可能性もある。

「トラックからコカイン1,000包を発見」(麻薬事件)

 10月28日、ガラビト市を走行中の大型トラックから、コカイン1,000包が発見された。これは通報により、警察がトラックを調べて判明した。

●エレディア県

「ナショナル銀行に強盗が入り、警備員が銃で撃たれて死亡」(強盗殺人事件)

 10月12日午前9時、サラピキ市にあるナショナル銀行が強盗犯に襲われた。事前に犯人の2人が客を装って行内に入り、他の仲間が強盗に入るタイミングを指示した模様。合図を受けた仲間4人が中に押し入った際、警備員を撃ち、警備員は間もなく死亡した。

 行内にいた犯人2人(共に27歳)は現場で逮捕され、その他の仲間(17〜29歳)は逃走したが、後に現場から10キロ離れたリモン県ポコシ市で警察に逮捕された。

「39歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 10月20日夜、サラピキ市で、39歳の男性が帰宅し自宅前に車を停めたところ、バイクに乗った男2人に銃で撃たれて殺された。警察が駆け付けたところ、被害者の車の中からコカイン1キロ、現金170万コロンが発見された。

「28歳の男性、死体で発見される」(殺人事件)

 10月29日、サラピキ市の農場で、5日前から行方不明になっていた28歳の男性が死体で発見された。死因は不明。24日には、被害者の車が焼かれた状態で発見されていた。被害者が住んでいた農場の小屋を調べたところ、中が荒らされていたという。被害者には強盗の前科がある。

カルタゴ

「27歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 10月4日午前11時19分、ラウニオン市の道路にいた27歳の男性が、バイクに乗った2人組に銃で4発撃たれて殺された。54歳の女性も銃弾を受けてけがを負ったが、命に別状はない。

「20歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 10月10日の夜、ラウニオン市で、20歳の男性が銃で9発撃たれて殺された。被害者は今年2月、同市で起きた複数の強盗事件の容疑者として逮捕された過去がある。被害者は麻薬がらみの報復が目的で殺されたものと見られている。一緒にいた44歳の男性も銃で7発撃たれて重体。

 ラウニオン市では、ここ2カ月間に麻薬絡みによる銃を利用した殺人事件が多発しており、この事件は7件目である。

●アラフエラ県

「小学校の校長、放置された車の中から遺体で発見」(殺人事件)

 9月28日にサンホセ県サンタアナ市を出てから行方不明になっていた、58歳の小学校の校長が、10月2日、アラフエラ市の道路に放置されていた車の中から遺体で発見された。被害者は手足を縛られた状態であり、遺体はシーツにくるまれていた。

「78歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 10月7日午前10時、ウパラ市の農場で、78歳の男性が銃で撃たれて殺された。被害者は車で農場に着き、車から降りて門を開けようとしたところを何者かに銃で3発撃たれて殺害されたと見られている。

「59歳のタクシー運転手、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 10月13日午前7時、サンカルロス市で、59歳のタクシー運転手が走行中に、他のタクシーに乗った男3人に銃で撃たれて殺された。21歳と42歳の容疑者が現場から離れた場所で逮捕されたが、もう1人の容疑者は逃走した。

「タクシーの運転手と利用客、強盗犯に銃撃されて死亡」(強盗殺人事件)

 10月13日にサンカルロス市でタクシーが強盗に遭い、運転手と助手席に乗っていた31歳の男性が銃で撃たれて殺された。31歳の男性が持っていた現金60万コロンの強盗目的で襲われたと見られている。

「37歳の理髪師、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 10月23日午後7時、アラフエラ市の理髪店で、37歳のパナマ人理髪師が勤務中に銃で撃たれて殺された。同理髪店を利用していた31歳の男性にも銃弾が当たってけがをした。現場は被害者の自宅の一部を理髪店に改造したもので、車に乗ってきた男が助手席から降り、家に向かって発砲したという。

「51歳の女性、刃物で刺されて死亡」(殺人事件)

 10月25日午前2時半、アラフエラ市で、51歳の女性が、同居している29歳の男性(共にニカラグア人)と口論になった後、刃物で刺されて殺された。その後、容疑者は警察に逮捕された。

「30歳と23歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 10月25日午前1時半、サンラモン市で、30歳の男性とその甥である23歳の男性(共にニカラグア人)が、隣人3人と口論になり、その後、銃で撃たれて殺された。容疑者は逃走したが、1人(23歳のコスタリカ人男性)は逮捕された。また、他の容疑者の家からは拳銃や麻薬が押収された。

職務質問中の警察官、銃で撃たれてけが」(銃撃事件)

 10月27日朝、オロティナ市の国道27号線で、盗難車と見られる車に乗っていた男2人に職務質問をしていた警察官が、この2人に銃で撃たれてけがをした。犯人2人は車を乗り捨てて逃走したが、車内からはマリファナが入った袋5個と拳銃1丁が発見された。間もなく同市内で容疑者の1人が逮捕された。

●グアナカステ県

「43歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 10月20日の朝、カリージョ市で、43歳の男性が自宅から出ようとしたところ、車の中で待機していた犯人2人に銃で撃たれて殺された。

「26歳と、36歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 10月24日午後4時、ラクルス市のニカラグア国境付近の山中で、犯罪グループの対立による銃撃が起きた。警察が駆け付けたところ、26歳と36歳のニカラグア人男性が遺体で発見された。事件現場は密入国や麻薬等の密輸のためによく利用される場所だという。

【お問い合わせ先】

コスタリカ日本国大使館 領事班

Tel:(506)2232-1255 Fax:(506)2231-3140

E-mail:embjapon@sj.mofa.go.jp

URL:http://www.cr.emb-japon.go.jp/japones/index-j.htm

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