【注意喚起】新型コロナウイルスについて(その94:新規感染者数が昨日に続き10,000人を超え、極めて高い水準で推移)

●1日あたりの新規感染者数は、昨日に続き10,000名を超え、極めて高い水準で推移しています。また、重症者数は、記録上過去最高の5,584名に達するなど、高い数値で推移しております。感染者数が急速、かつ、大幅に増大していますので、感染予防には一層心掛けて下さい。

1 イラン厚生省の発表によりますと、本日の感染者数等は、以下のとおりです。

(1)新規症例件数:   10,339名(うち3,088名が入院)

(2)累積症例件数:  703,288名

(3)新規死者数:       453名

(4)累積死者数:    39,202名

(5)累積治癒数:   530,694名

(6)重症者数:      5,584名

(7)検査実施件数:5,302,200件

2 1日あたりの新規感染者数は、昨日に続き10,000名を超え、極めて高い水準で推移しています。新規死者数は、3日連続で450名を超えています。また、重症者数は、記録上過去最高の5,584名に達するなど、高い数値で推移しております。

3 本日の当地における主な新型コロナウイルス関連報道は以下のとおりです。

(1)ラーリー厚生省報道官発言

州別感染警告情報

【レッド状態】

テヘランイスファハン、コム、東アゼルバイジャン、南ホラサーン、セムナーン、ガズヴィーン、ロレスタン、アルダビール、フーゼスタン、ケルマンシャー、コフギルイェ・ボイェルアフマド、ギーラーン、ブシェール、ザンジャーン、イーラーム、ホラサーン・ラザヴィ、マーザンダラン、チャハールマハール・バフティヤーリ、アルボルズ、西アゼルバイジャン、マルキャズィ、ケルマーン、北ホラサーン、ハマダン、ヤズド、クルディスタン

※レッド(4段階の一番上:新たな陽性者が人口10万人あたり25人以上だった地域)

【警告状態】

ホルモズガン、ファールス、ゴレスタン、シスタン・バルチスタン

(昨日から変更なし)

※警告状態:イエロー(人口10万人あたりで新たな陽性者が1人〜9人)及びオレンジ(新たな陽性者が,人口10万人あたり10人〜24人)の地域

(2)ナマキ厚生大臣

●死者数の減少することで、病院業務が円滑化になる。もし過去、又は将来、死者数や感染者数の増加が報告される場合、それは我々が感染者の特定を絶え間なく、活発に行っていることの証左である。今後数か月で、感染者数、入院者数、死者数は劇的に減少するであろう。

●今年、1万の病床が追加され、数百の診療所や健康センターが開設された。これは今年がイランにとって最も厳しく、最も多くの医療インフラが形作られた年であることを物語っている。

●ほとんどの州において酸素製造器の不足は最小限になり、いくつかの地区では未だ不足が続いているものの、来週、又は2週間後には国内で酸素製造器の不足に直面している場所はなくなるであろう。

(3)ライースィ・コロナ対策本部報道官

●「コロナ対策における家庭・地区協力計画」が市・村落レベルで実施される。この計画の第一段階は、感染者の迅速な特定、検査、及び隔離である。第二段階は地区・家族・村落、地区における衛生プロトコルの監督であり、第三段階が新型コロナウイルスに感染した脆弱な層の人々への支援である。

(4)テヘラン市交通局発表

●国家新型コロナウイルス対策本部による1か月の一部職種の営業制限の決定に基づき、本日(10日)からテヘランにおける公共交通機関の営業時間短縮が実施される。テヘラン地下鉄の営業時間は20時までとなり、またBRT(バス)に関しても20時発20時30分着が最終となる。

4 感染者数が急速、かつ、大幅に増大していますので、最新情報を入手するとともに、以下を参考に感染予防に努めて頂き、感染予防には一層心掛けて下さい。

(1)飛沫感染を防ぐため、マスクの着用、ソーシャル・デイスタンシングを心掛け、いわゆる「三つの密」(密閉された空間で、密集しての密接な会話)を避ける。特に不特定多数の人がいる密閉された屋内にいることを避ける。

(2)接触感染を避けるため、アルコール系手指消毒薬または石鹸と流水による手洗いを頻繁に行う。目、鼻、口などに触れる前に必ず手洗いをする。

(3)体調不良の時は外出を控え、咳やくしゃみがあるときは、マスクを着用し鼻と口を覆う。マスクがない場合は、咳やくしゃみのときに手で抑えず、鼻と口をティッシュなどで覆い、その後手洗いを行う。

5 その他関連サイト

(1)厚生労働省ホームページによる周知

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

ア 新型コロナウイルスを防ぐためには

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596861.pdf

イ 一般的な感染症対策について

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

(2)国立感染症研究所ホームページ

https://www.niid.go.jp/niid/ja/

(3)外務省海外安全ホームページ

【広域情報】新型コロナウイルスに関する注意喚起

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C018.html

感染症危険情報】イラン

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_046.html#ad-image-0

6 連絡先及び問合せ先

在イラン日本国大使館領事班

電話:+98-21-22660710(代表)

FAX:+98-21-22660746

e-mail:consular@th.mofa.go.jp

HP:http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/index.html

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