テロへの脅威に関する注意喚起について

●11月2日夜、オーストリアの首都ウィーンにおいて銃撃事件が発生し、複数の死傷者が出ています。また、10月29日には、フランスのニースにおいて刃物で3名が殺害されるテロ事件も発生しています。

●フランスにおける預言者ムハンマドの風刺画問題をめぐっては、ISIL(イラク・レバントのイスラム国)等が攻撃を呼びかけています。

●不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努めるとともに、人が多く集まる場所などを訪れる際には、周囲の状況に注意を払い、不審や状況を察知したら、速やかにその場を離れるなど安全の確保に十分注意してください。

1 11月2日午後8時頃、オーストリアの首都ウィーンの中心部において銃撃事件が発生しました。報道等によれば、ウィーン市内中心部の6カ所で同様の銃撃事件等が発生したとのことであり、少なくとも4名が死亡し、多数の負傷者が出ています。警察は、本件についてテロの可能性があるとして捜査しています。

2 また、10月16日には、フランスにおいて、預言者ムハンマドの風刺画を授業で取り扱った教師が殺害される事件、先週10月29日には、フランス南部のニースにおいて、刃物で3名が殺害されるテロ事件も発生しています。

3 フランスにおける預言者ムハンマドの風刺画問題をめぐっては、ISIL(イラク・レバントのイスラム国)等が攻撃を呼びかけており、フランス国内だけでなく、世界各国・地域のフランス関係機関に対する抗議活動やこれらの機関を標的としたテロ事案が発生するおそれがあります。

4 ついては、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努めてください。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、スイス当局から、人との接触や外出の抑制が呼びかけられていますが、人が多く集まる場所やテロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察関係施設、フランス等欧米諸国の関係施設、公共交通機関、観光施設、デパートや市場、宗教施設など不特定多数が集まる場所)を訪れる際には、周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場を離れるなど安全の確保に十分注意してください。

 なお,何らかの邦人被害情報等に接した場合には,当事務所までご連絡ください。

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