大統領選挙前後におけるシカゴ市の治安情勢について

ポイント:

シカゴ市警察は、11月3日に実施される大統領選挙の前後にシカゴ市内において、大規模な暴動が発生する可能性があるとして、市内各所に多数の警察官を配置して警戒警備にあたるとともに、市民に対し注意喚起を行っています。皆さまにおかれては、報道等により最新情報の入手に努め、身の安全に十分気をつけて行動してください。

本文 :

11月27日,シカゴ市警察から、当面の治安情勢について下記の連絡がありました。

シカゴ市警察は、11月3日に実施される大統領選挙の前後にシカゴ市内において、大規模な暴動が発生する可能性があるとみて、警戒警備にあたっている。大統領選挙前にはハロウィーンも控えており、ハロウィーンの当日も暴動が発生する可能性があるとみている。

10月30日から11月9日までの間は、警察官の数を増強してシカゴ市内各所の警戒警備に従事するとともに、下記の内容で注意喚起を行っている。

(1)万が一暴動が発生した場合、市内中心部に通じている全ての橋を上げてダウンタウンを閉鎖する可能性がある。

(2)大統領選挙の前後に、トランプタワー周辺で暴動が発生することを懸念している。

(3)ハロウィーン(10月31日)、大統領選挙前日及び当日(11月2日、3日)は、(トランプタワーの近くにある)ワバシュ橋は閉鎖する(詳細な時間については言及なし)。

(4)不審な言動がある者を認知、発見した場合はシカゴ市警察まで連絡すること。

(5)緊急時は911、安全情報について知りたい場合は311に電話すること。

(6)イリノイ州兵も待機しており、必要があれば投入する準備がある。

(7)選挙の結果が出るまでは数日かかる場合があることから、(シカゴ市内の)情勢不安が長期化するおそれもある。

在留邦人及び当地滞在中の邦人の皆様におかれては、報道等により最新の情報の入手に努めるとともに、特に夜間における不急不要の外出は避け、不測の事態に巻き込まれないよう、身の安全に十分気をつけて行動してください。万が一、警察官から職務質問を受けた際には素直に応じるなど、警察官から指示を受けた場合には従うようにしてください。

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