新型コロナウイルス感染症関連情報（ヨルダン国内感染者数等：１０月２５〜２７日分）

●３０日（金）には包括的外出禁止措置がとられますので、外出はお控え下さい。なお、２９日（木）は預言者生誕日として祝日となりますが、特段の外出禁止措置は発表されていません。

●政府は、新規感染者数につき、１０月２５日は２，３３７名（全て市中感染者）、２６日は１，９６８名（全て市中感染者）、２７日は３，８００名（全て市中感染者）で、累計の感染者数は５８，８５５名となったと発表しました。感染者数が急増していますので、引き続き感染予防を十分にとるようお願いします。

１　２７日、アーイド・メディア担当相は、ツイッター上で、以下のとおり述べました。

（１）２９日（木）は、包括的外出禁止を実施することはない（当館注：包括的外出禁止開始時間は２９日（木）夜１１時から適用され、夜間外出禁止と併せて３１日（土）朝６時まで原則外出禁止となります）。

（２）政府内で長期の包括的外出禁止の検討に係る緊急会合が行われるとの情報がＳＮＳ等で流れているが、事実ではない。

２　２５日、ファラーヤ国家安全保障危機管理センター・コロナ対処チーム長は記者会見を行い、陸路国境の再開につき以下のとおり発表しました。

（１）２９日（木）から、サウジ及び西岸地区との間の３箇所の国境（ムダウワラ国境（対サウジ）、キング・フセイン橋（アレンビー橋）国境（対イスラエル）、シェイフ・フセイン橋（ヨルダン川）国境（対イスラエル））を再開し、一般の入国者を受け入れる。

（２）陸路国境経由の入国に際しても、ネット上のサイト（visitjordan.gov.jo）から事前の登録が必要。また、入国前５日以内のＰＣＲ検査陰性証明、入国時のＰＣＲ検査（結果は事後、各自へメッセージ送付される）、色分けリストでの分類に応じた入国後の自宅隔離等、空路での入国と同様の措置が適用される。

２　ヨルダン国内感染状況

　ヨルダン保健省は感染者数等を次のとおり発表しました。

（１）新規感染者数につき、１０月２５日は２，３３７名（全て市中感染者）、２６日は１，９６８名（全て市中感染者）、２７日は３，８００名（全て市中感染者）で、累計の感染者数は５８，８５５名となったと発表しました。内訳は次のとおり。

　ア　２５日：計２，３３７名

　　　１，７３３名：アンマンで確認された感染者

　　　６０４名：イルビド（３８６）、アジュルーン（１５）、ジェラシュ（１２）、マフラク（１）、バルカ（３１）、マダバ（２）、カラク（２１）、タフィーラ（３２）、マアーン（２１）、アカバ（８３）で確認された感染者

　イ　２６日：計１，９６８名

　　　１，１５９名：アンマンで確認された感染者

　　　８０９名：イルビド（１７１）、アジュルーン（３６）、ジェラシュ（６１）、マフラク（１１７）、バルカ（５６）、ザルカ（１５４）、マダバ（２５）、カラク（９８）、タフィーラ（１６）、マアーン（３３）、アカバ（４２）で確認された感染者

　ウ　２７日：計３，８００名

　　　２，２５３名：アンマンで確認された感染者

　　　１，５４７名：イルビド（３８３）、アジュルーン（４１）、ジェラシュ（１４３）、マフラク（７６）、バルカ（４４）、ザルカ（５６２）、マダバ（４）、カラク（８７）、タフィーラ（９８）、マアーン（４７）、アカバ（６２）で確認された感染者