抗議デモ参加者の転落事故に伴うさらなる抗議活動について

1 10月2日(金)午後、サンティアゴ市内のイタリア広場にて学生らによる抗議デモが行われた際、治安部隊との衝突のさなかに16歳の少年が橋からマポチョ川に転落する事故が発生しました。抗議参加者らは少年の転落を治安部隊の警官によるものであるとして非難しており、翌3日以降も治安部隊に対する抗議行動が各所で断続的に発生しております。報道によると、昨5日にもイタリア広場にて抗議デモが発生し、地下鉄バケダノ駅が閉鎖されたほか、同日夜、サンティアゴ市ニュニョア区のグレシア通り沿いで15人ほどの集団によるバス放火事件が発生しております。

2 少年の転落事件を受け、当局は関与した疑いのある部隊の警官を仮拘束し、事故の関与について捜査するなどして、事態の収拾を図っておりますが、昨年10月の地下鉄賃料値上げに端を発する各種抗議活動の発生や、今月25日に予定されている新憲法制定国民投票を控えた状況もあり、今後も同様の抗議活動が発生・活発化する恐れがありますので、事態の推移に十分注意する必要があります。

3 つきましては、当面の間は、報道等から治安情報に関する最新情報を入手し、不測の事態に巻き込まれないようにしてください。また、外出の際には、抗議活動等、人が集まっている場所には決して近づかないように細心の注意を払い、万が一、デモ隊や群衆に遭遇した場合には、直ちにその場から離れ、建物内など安全な場所へ避難し、自らの安全確保に努めてください。

4 被害を受けた場合、または被害を受けた邦人の情報がある場合には、在チリ大使館までご連絡いただきますようよろしくお願いいたします。

このメールは在留届を提出した方と「たびレジ」に登録した方に配信しています。

※「たびレジ」に簡易登録した方でメールの受け取りを希望しない方は、以下のURLから変更・停止の手続きをしてください。

(変更)https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/auth

(停止)https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete

※「在留届」を提出した方で帰国、移転した方は、以下のURLで帰国又は転出届を提出してください。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/residencereport/login

【問い合わせ先】

在チリ日本国大使館 領事部 

住所:Ricardo Lyon 520, Providencia, Santiago, Chile

電話:(+56-2) 2232-1807

FAX :(+56-2) 2232-1812

メール:consuladojp@sg.mofa.go.jp

HP:https://www.cl.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html