●カフェ・レストラン，イベント・冠婚葬祭等での措置を強化
●人口１０万人あたり２５０以上の感染を記録している市をホットスポットとして分類し，これら地区については今後広く検疫措置を適用（例；大規模集会施設閉鎖，屋外を含めたマスク徹底，入県の制限，施設の消毒）
●フランス，イタリア及びマルタを経由する場合，この３か国は常にオレンジとみなされ，現在オレンジの日本からフランスを経由する場合，オレンジの措置が適用され，当国の長期滞在資格を有しない旅行者等の入国も一定の条件の下，認められるが，現在レッドに分類されるＵＡＥやカタールを経由する場合，旅行者や短期のビジネス出張者は入国が認められない。
２７日，保健省は内務省等と連名で新型コロナウイルス感染症の対策強化の一環として，以下を発表しました。これらの新たな措置は本２８日から適用される予定です。
【カフェ・レストラン等での措置】
・カフェ店内でのシーシャ（水たばこ）の提供禁止，換気・ソーシャルディスタンスの徹底
・食器等の使い回し禁止
・上記措置に違反した施設は閉鎖あるいは免許取り消し
【イベント・冠婚葬祭等での措置】
・参加者が多すぎると判断された場合，開催禁止（文化・スポーツ・政治・学術等の種類や，会議・フォーラム・展示会等形式の別を問わない）
・娯楽施設・劇場・映画館における人数の制限（施設の最大収容人数の３０％以下）
・葬儀は参列人数を制限し，宗教上不可欠な儀式のみを実施
・措置が順守されていない場所の即刻中止・閉鎖
【感染拡大危険地域での措置】
・２週間にわたり広く検疫措置を実施
・人が多く集まる公共施設の閉鎖
・同指定地域外への移動の禁止
・屋外を含むあらゆる場所でのマスク着用義務化
・消毒措置の実施
チュニジア当局は，既に公共の場でのマスクの着用を義務化しており，上記に併せ，医療機関，教育機関，幼稚園・保育園・託児所，交通機関，商業施設，スポーツ・文化・娯楽施設，モスク・宗教施設，役所，会社，空港・港・駅において，マスクの着用を怠った場合，罰金や禁固が科される可能性があります。
●ムフディー保健相は２６日，人口１０万人あたり２５０以上の感染を記録している市をホットスポットとして分類し，これら地区については今後広く検疫措置を適用（例；大規模集会施設閉鎖，屋外を含めたマスク徹底，入県の制限，施設の消毒）するほか，必要な場合には夜間の外出禁止等の措置を講じる旨発言しています。２７日付け保健省発表ではホットスポット数は１７と発表されていますが，その具体的場所名は追って発表される予定。
●チュニジア民間航空局は，チュニジアに第三国を経由して入国する場合の感染危険度分類別の検疫措置について，次のとおり運用されることを発表しました。
・出発地がグリーンでレッドを経由する場合：レッドの措置
・出発地がグリーンでオレンジを経由する場合：オレンジの措置
・出発地がオレンジでレッドを経由する場合：レッドの措置
・出発地がオレンジでグリーンを経由する場合：オレンジの措置
・出発地がレッドの場合：経由地の分類にかかわらず，レッドの措置
なお，フランス，イタリア及びマルタは国別分類とは別枠で，チュニジアとの二国間の取決めにより，従来通りの出発前のＰＣＲ受検，入国後７〜１４日間の自主隔離の措置が執られます。
また，フランス，イタリア及びマルタを経由する場合，この３か国は常にオレンジとみなされることになりました。よって，現在オレンジの日本からフランスを経由する場合，オレンジの措置が適用され，当国の長期滞在資格を有しない旅行者の入国も一定の条件の下，認められることになりますが，現在レッドに分類されるＵＡＥやカタールを経由する場合，旅行者や短期のビジネス出張者等は入国が認められないことになります。
チュニジア国内の直近１週間の新規症例数
２６日 ９３６名 （死者数：２１４名）
２５日 ７８６名 （死者数：２０７名）
２４日 １０８７名 （死者数：１９１名）
２３日 ８２６名 （死者数：１８０名）
２２日，２１日合計 １２１９名 （死者数：１７４名）
２０日 ５２８名 （死者数：１６４名）
（出典：チュニジア保健省発表）
チュニジア国内での新型コロナウイルス新規感染数及び死者数例は急増しています。感染予防に引き続きご留意ください。
感染した場合の対応等について，当館ホームページに掲載していますので，参考にしていただくと共に，万が一感染が判明した場合は当館にご一報いただくようお願い致します。
参考：当館HP 新型コロナウイルス関連情報
https://www.tn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
参考：外務省海外安全HP
たびレジ変更・解除
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.htm
令和２年９月２８日
