西部アジャラ地方での公共交通機関の運行停止

ジョージア国内における新型コロナウイルス感染者数が増え続けています。

●25日より西部アジャラ地方において交通機関の運行停止など,各種規制が導入されます。

トビリシラトビア行きの航空便で邦人に対する搭乗拒否案件がありました。

1 本日午後5時現在,ジョージア国内において感染者4664名(死亡者27名,治癒者1759名)が報告されています。本日,確認された新規感染者数は265名で,一日の感染者数としては過去最多数を更新し続けています。

 在留邦人の皆様におかれましては,再度,不要不急の外出自粛や,指定された場所でのマスク着用やソーシャルディスタンスの励行等,各種制限を遵守するなどして感染予防に努めてください。

2 ジョージア政府は,西部アジャラ地方における新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて,同地方における各種規制の導入を発表しました。

-25日から,アジャラ地方の飲食店は22時から翌7時の深夜帯に営業禁止となります。

-25日から,同地域内でのバス・ミニバス等の公共交通機関の運行が停止されます。

-26日から,アジャラ地方と他の地方を結ぶバス・ミニバスの都市間運行が停止されます。

※今回の運行制限には,列車,タクシー,自家用車は含まれておりませんが,政府の対策が流動的であることから,近日中に制限対象が変更される可能性もあります。

3 先日,トビリシーリガ便でジョージアを出国しようとした当地在留の邦人の方に対する搭乗拒否事案がありました。

 この邦人の方は,トビリシ国際空港の航空会社カウンターにおいて,「パスポートの他に,ジョージア国内での正規滞在を証明する書類」の提示を求められたことから,航空会社の職員に対し,「日本人は査証なしでジョージアに1年間滞在できる。自分が正規滞在であることを証明するのはパスポートの入国スタンプで十分なはず」旨説明されたそうですが,航空会社職員からリガ行きの飛行機に搭乗させることはできないと断られたとのことです。

 ジョージア入国管理当局に照会した結果,これまでにもリガ便への搭乗拒否をされた日本人の案件が確認されており,本件は2例目であったとのことです。

 航空会社に対する調査の結果,同社から,「旅客を搭乗させるか否かについては,搭乗者リストを事前に行先国の入国管理当局に送り,搭乗可否の連絡をもらう。ジョージア人,ラトビア人以外の国籍の旅客がラトビアに入国するためには,ジョージアが『恒常的居住地』であることを証明する書類(在留カード等)が必要であるとラトビア当局側から説明を受けている。当該邦人はラトビアから先の航空券を持っておらず,ラトビアに入国する意図であったので,在留カード等,ジョージアが『恒常的居住地』であることを証明する書類の提示を求めたが,所持していなかったので搭乗を許可できなかった」との回答がありました。

 ラトビアへの入国要件等,事実関係については引き続き調査中ですが,航空会社は「ラトビア当局側がEU圏内への入境要件を満たすと認めるだけの必要書類を旅客本人が準備できない以上は,当社としては搭乗を拒否せざるを得ない」とのことでした。

 今後,状況が変わる可能性は十分考えられますし,現場の係官によって対応が変わる可能性もありますが,ラトビアへの渡航及びラトビアを経由する移動をお考えの在留邦人の皆様におかれましては,航空券予約の際などに,航空会社に対して現在のラトビアの入国規制体制下で,ラトビアへの入国もしくはトランジットで経由することは可能か否かを事前確認されることを強くお勧めいたします。

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