【ポイント】
●6日及び7日の当地報道によれば、ナイジェリア治安機関は、連邦首都地区(FCT)及びその周辺州において、ボコ・ハラムによるテロの脅威情報を踏まえ、警戒を強化した由です。
これに対し、国防本部は、6日、FCT及びその周辺州に対する警戒度を上げ(red alert)、他の治安機関と連携しつつ対策を講じているとし、住民に対して、通常業務を行って差し支えないとする一方、警戒を怠らず、情報があれば提供するよう呼びかけています。
●今後、治安機関による検問所の増設、州境等での掃討作戦の実施などの可能性も否めませんので、邦人の皆様におかれましては、引き続き最新の情報を入手するとともに、不要不急の外出や郊外への移動を極力控え、軍や治安機関の施設等とは距離を保つようにご注意ください。
【本文】
1 連邦首都圏区(FCT)及び周辺州における治安機関の警戒強化
(1)6日及び7日の当地報道によれば、ナイジェリア税関当局からの情報として、ボコ・ハラムが、FCT及びその周辺州(注1)に拠点を設け、攻撃を計画していると懸念され、これを受け、ナイジェリア治安機関は警戒態勢を強化し、一部地域(注2)において検問を強化している由です。
(注1:FCTに向かう空港道路沿いのKunyam Bush、同道路沿いのRobochi/Gwagwalada Forest、同Kuje地区のKwaku Forest、ナサラワ州Toto地方のUnaisha Forest、コギ州Idu近傍のGegu Forestなど)
(注2:FCTに向かうKeffi-Abuja道のKeffi付近及び同じくFCTに向かうLokojya-Abuja道のGwagwalada付近)
(2)これに対し、国防本部は、6日、FCT及びその周辺州に対する警戒度を上げ(red alert)、他の治安機関と連携しつつ対策を講じているとし、住民に対して、通常業務を行って差し支えないとする一方、警戒を怠らず、情報があれば提供するよう呼びかけています。
(3)当館としては、引き続き関連情報の収集に努め、更なる動きがあれば、直ちにお知らせしますが、上記の状況から、今後、治安機関による検問所の増設、州境等での掃討作戦の実施などの可能性も否めませんので、邦人の皆様におかれましては、引き続き最新の情報を入手するとともに、不要不急の外出や郊外への移動を極力控え、軍や治安機関の施設や活動地域等とは距離を保つようにご注意ください。
2 テロ・誘拐対策に関しては,以下も併せてご参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(パンフレットは、https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_03.html に掲載。)
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは、http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_10.html に掲載。)
(3)ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル
(マニュアルは、http://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/golgo13xgaimusho.html に掲載)
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902、2903
(外務省関連課室)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線3047)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線2851)
(各国の安全情報の提供)
○外務省海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)
3 このメールは、在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されております。
◯在ナイジェリア日本国大使館(領事班/警備班)
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(了)