【9月1日更新】新型コロナウイルス関連情報(第 64 報):MD 州の再開ステージ3への移行

本日(9月1日)、メリーランド州のホーガン知事は、再開ステージ3への移行等に関し発表しました。主な内容は以下のとおりです。

1.新型コロナウイルスの状況

メリーランド州の陽性率は68日連続で5%以下、24日連続で4%以下であり、州内24郡のうち15郡では3.5%以下となっている。入院率はピーク時から77%減少し、ICU使用率は7月25日以降30%の減少がみられる。

2.ステージ3への移行

(1)9月4日(金)午後5時からステージ3へ移行する。

(2)ステージ1、2と同様に、ステージ3の実施は柔軟かつ地域の状況に基づくアプローチであり、実際の移行のタイミングは地方政府の判断に委ねる。

(注)ステージ3移行のタイミングや再開の詳細については、お住いの地域を管轄する地方政府(郡、独立市)の発表を確認する必要があります。

(3)ステージ3移行により変更される点は以下のとおり。

<劇場(ライブパフォーマンス、映画)>

屋内施設:最大収容人数の50%以下もしくは100人以下(いずれか少ない方)の定員にて営業可。

屋外会場:50%以下もしくは250人以下(いずれか少ない方)の定員営業可。

<小売店、宗教施設>

定員を50%から75%へ増加。

3.「Exposure Notification Express」の導入

メリーランド州政府は、Apple社・Google社と連携し、(両社が新たに発表した)「Exposure Notifications Express」(iOSAndroid向けに提供される、新型コロナウイルスへの接触を通知する機能。iOSではバージョンの更新により本機能が使用可)の導入を発表。これにより、州公衆衛生当局はより迅速かつ容易に感染リスクや推奨される行動を州民に対し通知することが可能となる。なお、この新たな機能の使用は任意。

(注)関連報道によれば、メリーランド州政府のほか、ワシントンDC、バージニア州ネバダ州政府も本機能の導入を決定した由。

4.学校

教育委員会は、2021年までに対面授業を再開する計画を策定していない学校に対して、第一四半期(本年12月)までに再開計画を見直すよう要求。先週、全ての郡の学校組織に対し、安全対策のもと対面授業を再開することを認めたが、再開の最終決定は郡の教育委員会に委ねられている。

◎詳しくはこちら(プレスリリース)

https://governor.maryland.gov/2020/09/01/governor-hogan-announces-beginning-of-stage-three-of-marylands-covid-19-recovery-additional-safe-and-gradual-reopenings/

◎ステージ3に関する州知事

https://governor.maryland.gov/wp-content/uploads/2020/09/Gatherings-12th-AMENDED-9.1.20.pdf

◎各郡・独立市の再開状況マップ

https://governor.maryland.gov/recovery/

(注)できる限り正確な情報を記載するよう努めておりますが、ご自身に関係する事項については、米側当局が提供する情報に依拠してください。

(注)上記のほかにも、連邦・州・地方政府(郡、市など)レベルで感染拡大を抑制するための各種措置がとられています。特にお住まいの郡や市など地方政府が発信する情報には生活に密接に関わるものが多く含まれていますので、各自において最新情報の把握に努めてください。

■在アメリカ合衆国日本国大使館

住所:2520 Massachusetts Avenue N.W., Washington D.C., 20008, U.S.A.

電話:202-238-6700(代表)

HP:https://www.us.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html