【医療情報】新型コロナウイルス関連情報(8月27日現在)

●報道によれば、アルゼンチン国内では380,292名(昨日から10,104名増)の累計感染者数、うち8,050名の累計死亡者数、274,458名の累計治癒数が報告されています。

●なお、当国に居住、または短期的に滞在している方を対象とした、強制隔離及び強制距離措置(以下「強制隔離」と記載)(DNU677/2020)は、8月30日(日)まで継続中です(なお,9月13日(日)まで延長される旨の報道もあります)。また、非居住者の方々の入国の禁止も同日まで継続されています。

●帰国のために空港へ向かわれる際には、地方ご滞在の方も含めて事前に大使館で証明書類の発給等の準備が必要になります。トラブルを避けるためにも、ご帰国を計画されている方は、事前に大使館に一報くださいますようご協力のほどお願いいたします。

1 報道によれば、アルゼンチン国内では380,292名(昨日から10,104名増)の累計感染者数、うち8,050名の累計死亡者数、274,458名の累計治癒数が報告されています。

2 強制隔離関連

(1)26日、新型コロナウイルス新規感染者数は、25日の8,771人から2千人近く跳ね上がり1万人を突破、過去最多の10,550人を記録しました。また、27日も、2日連続1万人を突破して、10,104名となっています。この内、ブエノスアイレス州が6,402名、ブエノスアイレス市が1,220名となっており、両自治体合わせて全国の約75%を占めている状況です。

(2)現在も引き続き多数の感染者を出しているブエノスアイレス首都圏(AMBA)ですが、新規感染者数のカーブは近く下降線を描き始めると見られています。他方、これまで感染が低く抑えられていた首都圏以外の地方では、経済・社会活動の再開等に伴い、新たな感染拡大の芽が生じており、活動再開の後退を余儀なくされています。感染が全国化した要因は、都市間の移動、不法越境、友人同士の集まり等であると報じられています。

(3)27日、フェルナンデス大統領は、12の州知事テレビ会議を開催し、同会議の場で、「地方の感染再発及び医療インフラの状況を懸念している。必要であれば、直ちに対応しなければならない。」と述べています。また、28日にも、同大統領は、現在30日までとなっている全国強制隔離措置等の9月13日までの延長を発表する予定とも報じられています。

3 ご帰国のために空港へ向かわれる皆様へ(注意事項)

(1)強制隔離下において、空港へ移動することは原則として認められておりませんが、 母国に帰国する者等に対しては、例外として当国外務省の規定する証明の作成、携行等により移動が認められております。同令を遵守せずに移動することは、検問等により拘束、罰金等無用なトラブルを招く原因にもなりかねませんので、ご帰国等を計画されている方は、事前に大使館に連絡、相談の上、必要な手続きをされるようご協力のほどよろしくお願いいたします。

 細部は「ご帰国のために空港へ向かわれる皆様へ(注意事項)」をご確認ください。 https://www.ar.emb-japan.go.jp/files/100026004.pdf

(2)また、地方都市からご帰国のために首都等に移動される際には、滞在地を出発される48時間前までに当国外務省等へ通知する必要がありますのでご注意ください。 細部は「地方に滞在されている皆様が首都へ移動される際の注意事項」をご確認ください。 https://www.ar.emb-japan.go.jp/files/100043069.pdf (了)