新型コロナウイルス(ルワンダ政府による規制措置の延長)

 8月26日、カガメ大統領は閣議を開催し、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3月21日以降の措置を一部変更の上、延長することを決定し、下記のとおり概要をお伝えしますので御確認ください。

 特に、今回の発表により移動禁止時間が午後7時−午前5時に変更となりましたので、ルワンダに滞在されている方におかれましては御注意ください。

 なお、同措置は15日後に見直される予定です。

(変更点:1(4)、2 キガリ市内の特別措置の追加、3(1)(2)(8)(9)、4(5))

1 一般的な予防的措置

(1)公的の場におけるマスクの常時着用義務。

(2)業務再開時における保健省のガイドラインの厳守(手洗い、マスク着用、ソーシャル・ディスタンスの確保)。

(3)電子マネー及びオンライン・バンキングによる商取引義務。

(4)午後7時−早朝5時の移動禁止。

2 キガリ市内の特別措置

(1)キガリと他郡間の公共交通機関による移動を禁止。

(2)キガリと他郡間の私的な移動は継続するが、保健ガイドラインの遵守義務。

(3)官公庁は業務を継続するが、職員の3割を超えてはならず、残りの職員はローテーションでテレワークを継続実施。

(4)民間業務を継続するが、職員の5割は超えないようにし、残りの職員はローテーションでテレワークを継続実施。

(5)ショッピングモールや市場は、業者をローテーション勤務とし、稼働率5割とする。

(6)特別の許可がある場合を除き、集会を禁止し、イベントは会場の収容能力の3割を超えてはならない。重要なイベントを主催する申請者には、要件を充足すれば、地方公共団体ルワンダ開発庁(RDB)から許可を付与される。

(7)国内及び国外からの観光は継続するが、観光客は(ホテル、ツアー等の)予約とPCR陰性結果を取得しなければならない。

3 国内で継続する措置

(1)役所は業務を継続するが、職員の3割を超えてはならず、残りの職員はローテーションでテレワークを継続実施。

(2)民間業務を継続するが、職員の5割は超えないようにし、残りの職員はローテーションでテレワークを継続実施。

(3)会議を含むイベント主催者は、コロナ予防措置を遵守。

(4)観光業は継続。

(5)キガリ空港に到着する乗客は、出発前120時間以内に実施したPCR陰性結果を提示しなければならない。

(6)屋外での非接触スポーツは許可するが、ジムは継続閉鎖。

(7)ロックダウン措置下の地域を除き、バイクタクシーの運営を許可。

(8)15名以下の通夜は、許可。

(9)礼拝場は、予防措置を順守した上で活動。

(10)15名以下の一般的な結婚式の実施は許可。

(11)30名以下の葬儀の実施は許可。

4 国内で閉鎖を継続する措置

(1)ルシジ郡内の物流及び人の移動は許可。他方で、同郡と他郡間の移動は禁止。

(2)学校は継続閉鎖。公衆衛生アセスメント及び対面授業の再開準備に時間を要しており、遠隔学習が奨励され、強化されるべき。

(3)物流を除き、陸路の国境は引き続き閉鎖。

(4)ゲーム活動の継続禁止。

(5)全てのバー(レストランやホテル内を含む)を継続閉鎖。