首都バマコ市及びマリ全土における大規模デモ(明8月11日(火))

反大統領勢力の連合体「M5-RFP」は、明11日(火)正午より首都バマコ市中心の独立記念塔広場(Place de l'Independance)はじめマリ全土にて大規模デモを行うと発表しています。この大規模デモにより市街騒擾が再燃することが懸念されます。

 去る7月10日の大統領即時辞任要求デモ集会に始まった連日の市街騒擾では、死者11名、負傷者154名が発生し、一部のデモ参加者による公的機関の施設や商店への破壊・略奪行為も起きました。国連MINUSMAも、国際機関職員に対して、明日は、午後1時までの帰宅を指示している他、正午以降はデモの主会場とされている独立記念塔広場付近へは近づかないよう注意喚起を行っています。

 つきましては、明11日(火)さらに状況次第ではその後も、不要不急の外出を避け、テレビまたはラジオ等により最新の関連情報の入手に努めてください。特に、「M5-RFP」の中心的主導者であるディコ師のバマコ市内バダラブグ(Badalabougou)地区にあるモスクをはじめとする宗教施設、デモの集会場所として指定されている独立記念塔広場、前回の騒擾で侵入・略奪を被った国営テレビ局(ORTM)や国民議会議事堂はじめ官庁等公共機関さらに各国大使館周辺、そして人ごみには、決して近づかないで下さい。なお、若者らが暴徒化する傾向がある夕刻から夜間にかけては、厳に外出は控えてください。

 7月1日付「マリ全域におけるテロの脅威に関する注意喚起」においてお知らせしておりますとおり、首都を含むマリ南部でもテロの脅威が及び始めており、デモ集会に乗じたテロ発生の可能性もあります。加えて、新型コロナウイルス感染も引き続き拡大しています。

(現地大使館連絡先)

○在マリ日本国大使

  住所:Avenue du Mali,devant le Ministere de l’Economie et des Finances、 Hamdallaye ACI2000, Bamako Mali

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  国外からは(国番号:223)4497-9220

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