治安情勢(騒擾事案:逮捕者の裁判)

【ポイント】

・11日、逮捕されたジャワール・モハメッド氏の第3回目の審理が予定。

・在留邦人の皆様は、情報収集に努めるとともに、安全確保に努めてください。

【本文】

1 6月30日、ジャワール・モハメッド氏ほか34名(ベケレ・ゲルバ氏含む)は,歌手ハチャル氏暗殺後に発生したオロミア州の一部の地域での暴動を組織した容疑で逮捕されました。同人は逮捕後、これまで2回の審理を終えておりますが、暴動の調査他,容疑者が違法なグループに武器を与え組織していることを捜査するために審理が延長されているところ、11日に3回目の審理が予定されています。

2 同じ容疑で逮捕されているベケレ・ゲルバ氏も逮捕後、4回の審理を終えています。3日の審理では、検察側は、容疑者の差し金で大混乱が生じ、3,700万ブルの被害と多くの人々が命を失ったとしました。さらに、容疑者らは、歌手ハチャル氏の遺体を与党繁栄党事務所前に運び、皇帝メネリク像を解体した上で埋葬することを計画していたと主張しました。弁護士側は同人を保釈金で解放するよう請求し、裁判所は右決定のため6日まで審理の延期を決定しました(同日の審理結果は現時点では公表されていません)。

3 これまで、審理の際に支持者によるデモ活動等が発生したとの情報はありませんが、先の大規模デモ発生後,当地情勢は流動化しています。在留邦人の皆様は、情報収集に努めるとともに、安全確保に努めてください。

 以上

【在エチオピア日本国大使館】

代表電話:011-667-1166

《緊急連絡先》

警備領事班

0911-216-773(中崎)taisei.nakazaki@mofa.go.jp

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