デモ情報(ソフィア市中心部ほか全国各地における連日の反政府デモ:ソフィア市中心部でデモ隊と警察の衝突の可能性)

【ポイント】

●昨夜から、ソフィア市中心部のオルロフ・モスト(ソフィア大学付近)及び大統領府付近において、デモ隊が交差点内にテントを張って道路を封鎖しています。

●警察がデモ隊にテントの除去を要求していますが、話し合いはまとまらず、ソフィア市警察本部長は、デモ隊との衝突の可能性があると警告しています。

●デモの動向に注意の上、新型コロナウイルス感染予防の観点からも、デモの実施場所には近づかないでください。

【本文】

○7月9日以降、連日、ソフィア市中心部にある閣僚評議会や国民議会付近を中心に広範囲において反政府デモが行われ、周囲の交通にも大きな影響が出ています。

○デモはソフィア市内だけではなく、全国各地で行われており、ソフィアでは、本日(7月30日)で22日連続の実施となりました。

○デモはSNSを通じて広範囲に呼びかけられており、数千人からそれ以上の規模に拡大しています。

内務省の発表では、昨日まで行われたこれまでの抗議活動は概ね平和的に行われていますが、数日前には、デモ隊が、政府建物を一列になって警備している警察官に向かって大量の物を投げつけたりする等、一部過激な行動を取った場面もあり、デモ隊が投げつけた卵が目に入り負傷した警察官もいるとのことです。

○報道によると、昨日(7月29日)、デモの主催者は、SNS上で、全国的な大規模デモを計画し、参加者に対して、テント、傘、毛布、着替え、水を用意するよう呼びかけ、デモの目的が達成されるまで徹底的に抗議活動を行うことを表明し、実際に、昨夜からソフィア市中心部のオルロフ・モスト付近及び大統領府付近の交差点にテントが張られ、現在に至るまで道路が封鎖されています。なお、これまでに特段の緊張状態や衝突は発生しておらず、逮捕者も出ていません。

内務省ソフィア首都警察本部長は、記者会見において、警察は致命的な瞬間を避けるために努力し、一晩中デモ隊との話し合いを行ったが、生産的なものとならなかったと前置きした上で、身体的な衝突の可能性があると警告しました。

○群集心理で興奮したデモ隊による不測の事態が発生するおそれがあることに加え、新型コロナウイルス感染予防に必要な社会的距離の確保が困難となるなど、様々なリスクが考えられますので、最新の報道等でデモの動向に注意の上、デモの実施場所には近づかないようにしてください。

○デモ隊と遭遇した場合は、周囲の状況に注意しながら、早急にその場を離れる等、身の安全の確保を第一に考えてください。

ブルガリア日本国大使館領事警備班

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