イスラム教祝祭「犠牲祭=タバスキ」連休明け(8月3日・月曜日)以降の市街治安についての注意喚起

マリでは、去る7月10日の大統領即時辞任要求デモ集会に始まった連日の首都バマコ市街騒擾の中、死者11名、負傷者154名が生じました。このデモを主導した反大統領勢力連合体「M5−RFP」は、「犠牲祭」連休明け(8月3日・月曜日)以降の抗議行動再開を予告しており、首都はじめ各地で治安が悪化する可能性があります。

 つきましては、引き続きテレビまたはラジオ等により最新の関連情報の入手に努めてください。特に、「M5−RFP」の中心的主導者であるディコ師のバダラブグ(Badalabougou)地区にあるモスクをはじめとする宗教施設、先日のデモで中心地となった独立記念塔広場(Place de l’Independance)、侵入・略奪を被った国営テレビ局(ORTM)や国民議会議事堂はじめ官庁等公共機関、さらに各国大使館周辺、そして人ごみには、決して近づかないで下さい。なお、特に、夕刻から夜間にかけて、若者らの暴徒化が発生する傾向がありますので外出は控えてください。

 先にお知らせしておりますとおり、首都を含むマリ南部でもテロの脅威が及び始めており、デモ集会に乗じたテロ発生の可能性もあります。また、おりから新型コロナウィルス感染が拡大しています。

※7月22日付外務省海外安全対策情報・広域情報「犠牲祭(イスラム教の祝日)期間に伴う注意喚起」を今一度ご一読ください。

(現地大使館連絡先)

○在マリ日本国大使

住所:Avenue du Mali,devant le Ministere de l’Economie et des Finances、 Hamdallaye ACI2000, Bamako Mali

電話(市外局番なし)4497-9220

国外からは(国番号:223)4497-9220

FAX:(市外局番なし)4490-4947

国外からは(国番号:223)4490-4947

緊急携帯電話(夜間、休館日):(市外局番なし)6675-3326

国外からは(国番号:223)6675-3326

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