在留邦人の皆様へ：新型コロナウイルス関連情報（７月２５日）

　７月２５日までのカザフスタンにおける新型コロナウイルス関連情報は以下のとおりです。

１　カザフスタン国内感染者数等

●累計感染者数は８０，２２６名です。

●累計死亡者数は５８５名です。

●累計快復者数は５１，２６０名です。

（参考１）州・直轄市ごとの感染者数等、詳細は下記のカザフスタン政府コロナウイルス対策ページから参照可能です。

（参考２）世界各国のCOVID-19感染者数（ＷＨＯ作成）は下記から参照可能です。

２　カザフスタン国内の新型コロナウイルスに関する報道等は以下のとおりです。

（注）以下は、一般的事項及び在留邦人のおられる都市の情報を中心に作成しています。

（１）新規感染者数

●７月２３日に新規に確認された感染者数は１，６８７名（うち無症状７７６名）、７月２４日に新規に確認された感染者数は１，７４０名（うち無症状８１６名）です。

（２）検疫・医療等

●ヌルスルタン市警察は、モニタリンググループと共同で医薬品の不法販売の事実を摘発するために抜き打ち捜査を行っています。

◎捜査の初めから医薬品の不法販売が８４件摘発され、９６名が逮捕されました。押収されたのは医薬品５，０２６箱、体温計１７９個、医療用マスク２５万枚以上、手袋約２０万着、消毒用アルコール６７９リットルで、総額は１，９００万テンゲに上ります。

◎一例として、７月２２日２２時３０分、警察官が医薬品の不法販売を発見し、２１歳の住民を逮捕し、処方箋のない状態で販売することが禁止されている「トラマドール」５０箱を押収しました。

◎医薬品の不法販売で薬剤師（薬局の店員）５０名が摘発され、約４００店舗の薬局が捜査を受けました。２日間の抜き打ち捜査で１１店舗の薬局が医薬品の価格のつり上げを行っていたことが判明しました。価格がつり上げられていたのは主に抗ウイルス剤と抗生物質でした。

●７月中旬より、ヌルスルタン市に約１１０トンの医薬品が届きました。

◎届けられた医薬品は１−２日間の検査を経て、薬局ネットワークに配達されます。市行政府は薬局の流通業者らに医薬品の仕入れのための運転資金を配分し、輸送の支援を行っています。

◎市内の患者と診療所には、適時に補充された医薬品の備蓄があります。医療機関には十分な数量の医療機材があります。大統領の命令で、医薬品の供給および十分な数量の医療機材の供給が定期的に行われています。

（３）生活

●この一週間で、ヌルスルタン市内で２２７件の検疫措置違反が確認されました。

◎警察官、伝染病学者、ボランティア、執行機関の長を含む機動グループによって、２２７件の検疫措置違反―うち１４６件はマスクの着用・ソーシャルディスタンスの維持等の義務違反で、８１件は企業の活動禁止時間中に活動を行ったことでした。

◎現在市内では、１６組のモニタリングチームが活動しており、違反の監視を行っています。その際、国家主任衛生医師令の要請の説明を行っています。違反に関するデータは地域の保健執行機関に送られます。

◎警察は公共食堂、サウナ、バーニャ、アトラクション施設などの娯楽施設の検査を実施し、支配人らに現在の検疫措置について警告し、検疫措置違反事実を摘発しています。

◎ヌルスルタン市警察は、市民に対し、公共の場所での責任ある振る舞いと衛生基準の遵守を呼びかけています。コロナウイルスの拡散を防ぐ目的で警察官とボランティアは住民たちと衛生基準を守り、個別に防護措置を講じる必要性に関する懇談を行っています。

●当館領事メールのバックナンバーは以下のページから参照できるようになっています。

●当館フェイスブック https://www.facebook.com/embassy.jp.kz/ にもコロナウィルス関連情報を掲載しています。

（邦人保護等の緊急事態の場合の問い合わせ窓口）

住所：5th floor, Kosmonavtov Street 62, micro-district

"Chubary", Nur-Sultan, 010000, Republic of Kazakhstan

電話：+7 (7172) 977-843

FAX ：+7 (7172) 977-842

○日本外務省領事サービスセンター

電話：（代表）+81-3-3580-3311（内線）2902，2903

（日本外務省関係課室連絡先）

○領事局海外邦人安全課（テロ・誘拐事件を除く）

（内線）2851

○領事局邦人テロ対策室（テロ・誘拐事件等）

（内線）3047