【医療情報】新型コロナウイルス関連情報(7月23日現在)

●報道によれば、アルゼンチン国内では148,027名(昨日から6,127名増。アルゼンチンにおける一日の新規感染者数としては過去最多)の累計感染者数、うち2,702名の累計死亡者数、62,815名の累計治癒数が報告されています。

●なお、当国に居住、または短期的に滞在している方を対象とした、強制隔離及び強制距離措置(以下「強制隔離」と記載)(DNU605/2020)は、8月2日(日)まで継続中です。また、非居住者の方々の入国の禁止も同日まで継続されています。

●アルゼンチンの感染症危険レベルは、5月22日から、レベル3(渡航は止めてください(渡航中止勧告))に引き上げられており、大使館では、アルゼンチンに滞在中の方を対象に所在調査を進めております 。在留届、たびレジの登録情報の更新にご協力をお願いします。https://www.ar.embjapan.go.jp/itpr_ja/kyoryokuirai.html

1 報道によれば、アルゼンチン国内では148,027名(昨日から6,127名増。アルゼンチンにおける一日の新規感染者数としては過去最多)の累計感染者数、うち2,702名の累計死亡者数、62,815名の累計治癒数が報告されています。

2 強制隔離関連

(1)22日、キシロフ・ブエノスアイレス州知事は、感染を減らすための対策として、州内の病院外隔離施設に隔離された新型コロナウイルス軽症感染者に、1日あたり500ペソの補助金を給付すると発表しました。これは、病院外隔離施設であるテクノポリス・センターにおいて同知事が発表した「寄り添いプログラム(Programa Acompanar)」の一環であり、支給期間は隔離から10日間の予定です。同知事は感染者の隔離は基本的な対策であり、感染者をできるだけ少なくするためには州政府は費用を惜しまないと述べています。

 また、本23日、同州ゴラン保健大臣は、ブエノスアイレス首都圏(AMBA)での感染者数の増加は憂慮すべきものであり、このまま増加が続けば最も厳しい隔離措置に戻す可能性もあると述べています。

(2)新型コロナウイルス対策を受けた5月の経済活動:前年比▲20.6%

 国家統計局(INDEC)が発表した経済活動月次推定値(EMAE)によると、2020年5月は、前年比で▲20.6%と大幅に減少しました。2020年4月の前年比率(▲26.4%)に比べて減少幅は小さかったものの、民間のコンサルタント会社の予想を上回る減少幅であったとのことです。2020年1月からの累積では▲13.2%となり、民間のエコノミストらによると、経済回復の兆しが見えないとしており、5月の経済活動は強制隔離措置の緩和によって少しは持ち直したものの、パンデミックが失業率の上昇と国民の収入の減少を通じて中期的に需要に与える影響が依然として懸念されているとのことです。

3 所在調査及び在留届情報の更新のお願い

 大使館では、感染症危険レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)への引き上げも踏まえ、現在アルゼンチンに滞在しておられる方々を可能な限り正確に把握するため、在留届を提出されている方には、登録情報のご確認を、「たびレジ」登録をし、実際に滞在されていない方、または、既に在留届を提出されている方におかれましては、たびレジ情報の「削除」をお願いしております。

詳細は「【所在調査ご協力のお願い】アルゼンチンに在留届の提出、たびレジの登録をされている皆様へ!」をご参照ください。 https://www.ar.embjapan.go.jp/itpr_ja/kyoryokuirai.html (以上)