新型コロナウイルスに関する注意喚起 (第50報)

パプアニューギニアにお住まいの皆様及び渡航中又は渡航予定の皆様へ

 昨22日(水)、マニング警察長官(指揮官)は、ポートモレスビーで新たに3名の陽性患者が確認された旨発表しました(国内累計30名)。また、PNG当局はマニング警察長官の発表として要旨以下のメディア・リリース(22日付)を発出しました。

●本日(22日)、ポートモレスビーで新たに3名の陽性を確認した。

●7月15日付で発表した規制を全て無効とし、23日から有効となる新たな規制を発表した。(注:最新版については入手次第別途ご連絡します。本23日現在、依然として国際渡航及び国内渡航については引き続き検討中の由です。)

●マニング警察長官は、以下の新たなコロナ対策を発表した。

・全ての感染者は、その重度にかかわらず、指定施設において隔離する。指定施設が満室の場合は自宅隔離を検討する。

・NCD及びセントラル州の患者70人に対応できるようRita Flynnをフル稼働させる。

・感染者に対応するための隔離病棟を全ての州病院で準備する。

・全ての感染疑い例について検体採取し検査する。

・各州保健当局は医療施設にて少なくとも一日10検体を、感染疑い例だけでなくインフルや咳の症状を有する患者から採取する。

●病院の受入れ能力が許容範囲を超えているとの情報には接していないが、これは報告の遅れや検査能力の低さが原因とも考えられ、我々当局は大規模な地域感染に備えているところである。

●WHOは、PNGのNational Control Centreと保健省によるコロナ及びコロナ以外への対応に支援を得るために、International Emergency Medical Teams (EMTs)のPNGへの派遣を要請している。

●我々はPNG国防軍に保健省支援を要請している。

●目下の課題は、全州において隔離施設を整備することである。

●規制No.9に含まれるのは例えば以下のようなものである。

・ナイトクラブの閉鎖。

・スポーツ活動についてはPNG Sports Foundationが承認の可否を決める。

・100人以上の会合(gathering)の即時禁止。

●国民に対し、公共の場ではマスクを着用すること、フィジカル・ディスタンシングを保つこと、日頃から手を洗うことを要請する。

※邦人の皆様におかれましては、手洗い、うがい及び人混みを避ける等の感染予防に努めて下さい。PNG保健省は、新型コロナウイルス感染の可能性や症状(発熱、咳、呼吸困難等)がある場合、ホットライン(1800-200)に電話連絡し、滞在していた渡航先及び現在の所在地等を通報し今後の病院での検査等について指示を仰ぐように呼びかけています。

(ご参考)PNG政府特設ウェブサイト:https://covid19.info.gov.pg/

このメールは、在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに配信されております。

【問い合わせ先】

パプアニューギニア日本国大使館

  住所:Godwit Road、 Waigani、 Port Moresby、 NCD、 Papua New Guinea

  電話: 3211800

  国外からは(国番号675)321-1800

  E-mail: sceoj@pm.mofa.go.jp

  ファックス : 323-0153

  国外からは(国番号675)323-0153

  ホームページ:http://www.png.emb-japan.go.jp/j/index.html