新型コロナウイルス感染症(北京市の突発公衆衛生事件応急対応レベルの引き下げ等)

北京市は、19日午後の記者会見で、6月16日に2級に引き上げていた突発公衆衛生事件応急対応レベル(※)を、7月20日0時から3級に引き下げることを発表しました(※1級が最も厳しく、4級が最も緩い)。併せて、引き下げ後も厳格に堅持される措置や引き下げに伴う主な変化などを発表しています。主な発表は以下のとおりです。発表の全体の当館仮訳ついては、下記「〇北京市の発表」のリンクをご確認ください。

北京市の主な発表)

1.応急対応レベルを3級に調整後も厳格に堅持しなければならない措置(主なものを抜粋)

(1)社区の常態化した予防・コントロールを厳格に実施する。

(2)公共交通機関の体温検査と公共場所の体温検査、健康コード確認などの措置を厳格に実施する。

(3)科学的にマスクを着用し、マスクを携帯することを堅持する。1メートル未満の距離で接触する場合、人が密集した場所、密閉した場所ではマスクを着用しなければならない。こまめに手を洗い、社会的距離を保つことを提唱する。

(4)海外から北京に入る者に対する全員集中観察とPCR検査を厳格にし、目的地が北京の国際便について指定した第一入境地点で入境することを堅持し、国内中・高リスク地区の者が北京に入る際の管理・コントロール措置を徹底する。

2.応急対応レベルを3級に引き下げた事に伴う主な変化

 国の常態化予防・コントロールの全体的な要求に基づき,北京健康宝による登録・健康コードの確認を広く行った上で、以下の措置を秩序正しく調整する。

(1)公園、観光施設とスポーツジム、図書館、博物館、美術館等の室内外の場所を50%の人数制限で開放する。

(2)主催側の主体的責任を徹底し,消毒・風通しを厳格に行い、社会的距離を維持し、マスクを科学的に着用し、応急策を完備する前提の下で、約500人規模の会議を開催することを可能とする。

(3)評価を経て、順次、展示会、スポーツ大会、演出イベント及び映画館の開放について、人数制限をしながら実施する。

北京市の発表(当館仮訳)

https://www.cn.emb-japan.go.jp/files/100075429.pdf

(参考)北京市政府ホームページ(中国語)

http://www.beijing.gov.cn/ywdt/gzdt/202007/t20200719_1951751.html

北京市以外の当館管轄地域では、新疆ウイグル自治区において、7月15日から連日、新規の新型コロナウイルス肺炎の確定診断症例が確認されており、ウルムチ市では、社区の封鎖式管理や市民の市外への不必要な移動を制限する等の措置がとられています。

感染症の発生状況により,各地において今後も新たな措置が発表される可能性がありますので,引き続き,関連する最新情報にご留意下さい。

●感染に警戒し,手洗い,人との安全な距離を保つ,密閉された空間や人が多く集まる公共の場所等でのマスク着用を徹底するなどし,感染予防に努めて下さい。

(問い合わせ先)

在中国日本国大使館(領事部)

領事部・直通電話:(国番号86)-(0)10-6532-5964(09:00〜17:30)

上記以外の時間の電話番号:010-8531-9800

HP:https://www.cn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

※在中国日本大使館のホームページでは、新型コロナウイルス関連情報をまとめて掲載していますので、併せご参照ください。

(在中国日本国大使館新型コロナウイルス感染症ホームページ)

https://www.cn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000384.html

※このメールは、在留届、たびレジ、メールマガジンに登録されたメールアドレスに自動的に配信されています。 (了)