留学関連ビザの規制強化に関する米当局の発表

●7月6日,米移民・関税執行局(ICE)は,米国の大学や高校の外国人留学生に対し,新型コロナウイルスの影響で9月からの秋学期の授業が全てオンラインで行われる場合,査証(ビザ)発給を認めない旨をICEのホームページにおいて発表しました。主な内容は以下のとおりです。

 - 対象ビザは一般学生向け「F-1」と職業訓練プログラム受講の学生向け「M-1」の2種類

 - 留学先の大学などが秋学期の全授業をオンラインで行う場合,ビザは発給せず入国も認めない

 - オンラインと対面式を組み合わせて授業を実施する予定の学校には,全てオンラインではないことなどを学校側がI−20の書類で証明するよう求める

 - 既に米国に滞在している留学生に対しては,対面式授業を実施する学校に転校するか,米国から出国しなければならない

●詳しくは以下のICE発表をご参照ください。

・ICE プレスリリース

https://www.ice.gov/news/releases/sevp-modifies-temporary-exemptions-nonimmigrant-students-taking-online-courses-during

・ICE 関係者向け案内

https://www.ice.gov/doclib/sevis/pdf/bcm2007-01.pdf

・ICE よくある質問と回答

https://www.ice.gov/doclib/sevis/pdf/sevisFall2020_FAQ.pdf

●現在留学中またはこれから留学を予定されている場合は,十分に情報収集いただき,学校側ともご相談いただくようにお願いいたします。

できる限り正確な情報を記載するよう努めておりますが,ご自身に関係する事項については,米側当局が提供する情報に依拠してください。

■在ポートランド領事事務所

住所:1300 SW 5th Ave, Suite 2700, Portland OR 97201

電話:503-221-1811(代表)

HP:https://www.portland.us.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html