●７月４日（土）、臨時大統領主宰閣議がテレビ会議形式で実施されました。
●アナラマンガ地域圏は７月６日（月）から７月２０日（月）までの間、封鎖され、出入りが完全に禁止されます。
●事態は刻々と変わりますので、最新情報の入手に努めてください。
７月４日（土）、首都アンタナナリボを含むアナラマンガ地域圏での新型コロナウイルスの流行拡大を受けて、臨時大統領主宰閣議がテレビ会議形式で実施されました。この臨時閣議での決定内容の主要点は以下のとおりです。
なお、本日（５日）にも再度閣議が開催され、この他の措置についても決定される予定です。マダガスカル政府からの発表内容に注意してください。
１ アナラマンガ地域圏は７月６日（月）から７月２０日（月）までの間、封鎖され、出入りが完全に禁止される。
２ 薬局のみが終日の営業を認められる。生活必需品を販売する店舗等も営業を認められるが、外出は各世帯１名のみ、６時から１２時まで、物資購入のための場合のみ、認められる。
３ 全ての移動許可を停止（suspendre）する。但し、タクシーのみ、病人を医療機関や薬局に連れて行くための移動については、認められる。タクシーは乗客３人を上限とし、消毒用ジェルの使用が義務づけられる。また、商品・物資を運ぶ車についても、移動が認められる。
４ アナラマンガ地域圏では、学校は全て閉鎖され、全ての授業が停止される。（小中高の最終学年に対して行われる）試験日程についても、後日の発表となる。
事態は刻々と変わりますので、引き続き政府から最新情報の入手に努めるとともに、手洗い、うがい、マスク着用などの通常の感染症対策を行い、体調に異常がある方は早めの医療機関受診を心がけてください。
【参考：関連する日本のウェブサイト】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc/2482-2020-01-10-06-50-40/9303-coronavirus.html
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