新型コロナウイルス情報(大使館からのお知らせ)

●在南アフリカ日本国大使館は,以下のメールを発信しましたので,西ケープ州在住の皆様にも転送致します。

【以下,大使館からのメール(一部省略・修正)】

●17日午前現在,南アでは累計76,334名,エスワティニでは520名,レソトでは4名の感染が確認されています。また,NICDによると南ア国内では累計1,625名,エスワティニでは4名の死亡症例が確認されました。なお,レソトでは現在までに死亡症例は確認されていません。

●(省略)

●(省略)

●(省略)

●(省略)

●南ア,エスワティニ,レソトの各国についての現状は以下1,2,3のとおりです。

●事態は刻々と変化しますので,最新情報の入手に努めてください。

*前回領事メールから変更部分に下線をしました。(本領事メールはテキストのみのため下線が反映されていませんが,当館ウェブサイトに下線を付したバージョンを掲載しています。)

https://www.za.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html 

*トップ頁安全情報を参照してください。

1 南ア

(1)南ア政府の対応

ア 南アでは,17日午前現在76,334名の感染が確認されています。3月17日以降感染者数の中には国内感染例が含まれており,南ア国内での感染が確認され,死亡者は1,625名となっています。 

http://www.nicd.ac.za/

*NICDウィークリーレポートはこちらです。

https://www.nicd.ac.za/wp-content/uploads/2020/05/NICD-Weekly-Epidemiological-Brief_-Week-ending-23-May-2020-1.pdf

【参考】州別の感染者数

                  (感染者数)  (死亡者数)

●西ケープ州           45,357名   死亡者:1,200名

●ハウテン州           13,023名   死亡者:   87名

 内訳

 *ヨハネスブルグ管区         6,514名

 うちアレキサンドラ及びサントン等地区   978名

   ランドバーグ等地区          814名

   フォーウェイ等地区          608名

*ツワネ管区(プレトリア含)       1853名

 うちブルックリン及びフルンクルーフ等地区 404名

●東ケープ州            11,039名  死亡者:  245名

●クワズールー・ナタール州      4,048名  死亡者:   73名

●フリーステート州            578名  死亡者:    9名

●リンポポ州               391名  死亡者:    4名

●北西州                1281名  死亡者:    5名

●ムプマランガ州             343名  死亡者:    1名

●北ケープ州               211名  死亡者:    1名

●不明                   63名

イ 4月25日,南ア政府はナショナル・ロックダウンを5段階に分類した警戒レベルを発表し,5月1日から警戒レベル4に引き下げ,6月1日からは警戒レベルを3に引き下げると発表しました。引き続き,ナショナル・ロックダウンのレベル1または2まで引き下げない限り,渡航者は陸路,空路(帰還のためのチャーター機や臨時便を除く),海路とも南アの出入国ができない状況です。なお,5月25日ラマポーザ大統領は,6月1日からのアルコールの販売(平日の月曜から木曜の午前9時から午後5時まで),運動可能な時間帯の拡張(朝6時から夕方6時まで),政府サービス,製造,金融,情報通信,メディアサービスの再開,学校の段階的再開などを発表しました。一方で南ア政府は,現在,感染者の多い地域をホッ

トスポット(ヨハネスブルグプレトリア,ダーバン,ケープタウン等を含む)と指定し,今後の感染状況によっては,ロックダウン警戒レベルを引上げる可能性もあるとしています。同警戒レベル3の規則に係る官報で公示された内容抜粋(生活に関連する事項)以下のとおりです。

【生活に関わる主な警戒レベル3の内容】

「人の移動」

●市民は,次の各号のいずれかに該当する場合には,その居住地を離れることができる。

(a) 警戒レベル3で許可されているサービスを行うこと。

(b) 仕事場への往復移動。

(c) 本章で除外されている商品またはサービスを除く商品を購入またはサービスを受ける。

(d) 許可されている場合に,子供を移動させる。

(e) 6:00〜18:00の間の運動:団体での運動ではなく,健康プロトコルとソーシャル・ディスタンシングを保つための措置を遵守している場合。

(f) 同一州内の同じ都市圏または他の都市圏または地区の礼拝に出席すること。

(g) 学校又は学習機関に通う場合であって,これらが開校したとき。

●市民は,公共の場所では,布製のフェイスマスク,鼻及び口を覆う手作りのもの,その他鼻及び口を覆うのに適当なものを着用しなければならない。鼻及び口を覆う他の適当なものを着用していない場合は,公共の場所にいる,公共の交通機関を使用する,又は公共の建物,場所若しくは敷地内に入ることができない。

● 州,都市圏,地区及びホットスポット間の人の移動は,以下の場合を除き,禁止される。

業務上の責任を遂行するため,又は警戒レベル3で許可された業務を遂行するために行う者であって,その者が別表Aの様式2に該当する雇用主発行の許可証を所持していることを条件とする。なお,転居や学校または高等教育機関の運営が許可されている期間中に通学しなければならない,規則 34(5)に記載されている学習者または学生,治療をうけること,検疫又は隔離施設から居住地に戻る者等は可能。

(参考:ホットスポットは以下リンクです。)

https://sacoronavirus.co.za/2020/05/24/alert-level-3-infographics-guidelines/#iLightbox[gallery-1]/1

「立ち入り禁止の場所・施設」

主な以下の場所は,立ち入り禁止となります。

●文化,スポーツ,娯楽,レジャー,展示会,組織的活動,またはこれらに類する活動が行われ,通常は一般に公開されている場所または敷地は閉鎖され,これらの場所または敷地でのすべての集会。

●ジム,フィットネスセンター,フェスティバル,バザー,ナイトクラブ,カジノ。

●ホテル,ロッジ,B&B,タイムシェア施設,リゾート施設,ゲストハウス(ただし,仕事を目的とする者,検疫または隔離されている者等を除く。)。

●有料のレジャー用宿泊施設のための個人宅,会議施設,バー,酒場及び同様の施設,劇場,映画館,博物館,ビーチ及び公共の公園。

●観光地は,自家用車での小旅行を除き閉鎖される。

「国境の閉鎖」

国境は以下を除き閉鎖されます。

●貨物や物品の輸送。

●人道的活動,送還,避難,医療上の緊急事態等。

●南ア国民または永住者の南アへの帰還,外国人またはその国の永住者の本国帰還。

●南ア国籍者又は永住者が,南ア以外での雇用,就学または居住地に戻ること。

●南アの学校に通う近隣諸国からの日常的な通学者(出入国の許可があるもの)。

●外国人観光客の退避は,航空便チャーターによる退避の手配を含む手配が関連する大使館によって行われた場合に許可されることがある。ただし,出国ポイントまでエスコートされた観光客は,再度検疫を受ける可能性がある。

酒類の販売等」

●許可された敷地内での酒類の販売またはeコマースによる配送は,月曜日から木曜日の9時から17時の間に許可される。

酒類の販売場所での消費は禁止され,金,土,日及び祝日は酒類の販売を禁止。

「たばこ製品,電子タバコ及びその関連製品」

●輸出を除き,たばこ,たばこ製品,電子たばこ及び関連製品の販売は禁止される。

「公共交通規制緩和

●国内便は,ビジネスの理由でのみ利用可能。

国内線の再開は3つのフェーズに分かれ,利用できる空港が徐々に増えていく。

(1)フェーズ1:ORタンボ,ケープタウン,キングシャカ(ダーバン),ランセリア空港。

(2)フェーズ2:クルーガー,ムプマランガ,ポロクワネ,ブラムフィッシャー空港。

(3)フェーズ3:キンバリー,アピントン,イーストロンドン,ウムタタ,ポートエリザベス空港。

フェーズ3から2への移行は,内陸部での感染率の状況によって通知される。

●空港の利用

・ターミナルビル内へは乗客のみ立入が許可される。同行者の立入は許可されない。

・ターミナルビルに入る際に検温・スクリーニングが行われる。

・マスク着用なしの立入は不可。

・チェックインカウンター,セキュリティチェック,空港ラウンジのフロアーには1.5mの距離間隔を取るための目印が貼られる。

・ 飛行機は最大容量人数で運行可能。

・ケータリング,雑誌はなし。

・空港バスの人数容量は70%まで。 

●鉄道

・6月1日からハウトレインは空港まで再開。

・メトロレール通勤サービスは7月1日から再開。

・長距離鉄道は引き続き停止。

●公共交通機関の時間制限は解除。

●ミニバス,タクシーの最大積載人数は70%。バス,ウーバー,メータータクシー,シャトルバス,チャーターバスも50%のまま。

(詳細はこちらをご覧ください。)

https://www.gov.za/documents/disaster-management-act-regulations-alert-level-3-during-coronavirus-covid-19-lockdown-28

ウ 6月1日からロックダウン警戒レベルが3に引き下げられ,5月と比べて交通量が増加し,ショッピングモールなどで人出が増えてきています。ロックダウン規則は引き続き順守する必要があり,報道等によると少なくとも約230,000人が国家災害宣言規制違反により逮捕されている由ですので,普段とは違う事態であることに留意してください。なお,南ア警察によると,ロックダウン中の犯罪件数は通常時と比較して減少しているとのことですが,6月に入って増加の兆しが見られますので十分な警戒が必要です。また,タウンシップ内では,フェイクニュースなどから住民と警察等との間で小競り合いが発生した事例もありますので,近づかないようにしてください。

 また,今後,ロックダウンが段階的に解除されることに伴い,より多くの人が外出するようになります。警察は国防軍の支援を受けながら引き続き治安対策に当たりますが,人の動きの増加に伴って犯罪者の行動範囲も広がっていきますので,やむを得ず外出するときは周囲への警戒を怠らないようにしてください。

●外出の際には,必ずマスクを着用してください。

●外出する際には,旅券の原本を持参し,検問等があっても警察官や軍の兵士の指示に従い,挑発的にならないように落ち着いて行動してください。なお,家族には,訪問場所や時間を共有してください。

●スーパーマーケットや薬局が混雑して列に並ぶ必要があれば,時間的に余裕があればやめて列がないときに訪れるなど,人が密集している場所は避けるようして,やむを得ない場合は,距離を保つ等個々で感染防止対策を講じてください。

●自家用車を運転する際には,多数の人を乗せないよう注意してください。官報には,その車両が認可された乗車定員の制限があり,例えば4人定員の場合は2名,22人定員の中型バスの場合は15人までと規定されています(一部緩和あり)。

●警察大臣は,厳しい姿勢で臨むことを表明しております。また南ア政府が非常事態宣言を留保していることにもご留意願います。

●治安情勢は刻々と変化していくことから,報道等から最新の情報を得つつ,普段以上の注意を払ってください(警察を含む法執行機関とともに,警備会社も必要不可欠なサービスとして稼働しています)。

なお,南ア政府は,ロックダウン延長に伴うガイドラインを掲載しています。

https://sacoronavirus.co.za/guidelines-and-relief/

エ 南ア内務省は,ロックダウン前または(ロックダウン)中にビザの有効期限が経過したいかなる者も逮捕されたり,拘束されたりすることはなく,ビザを更新しないで出身国等に帰国する場合も,関連罰則を適用しないと発表しています。また,本年2月15日以降ビザ有効期限が経過した外国人は,各々のビザまたは適切なビザ免除の申請をロックダウン解除後に直ちに申請してもよいことになっています。

 また,自動車の車両許可ディスクも有効期限がロックダウン中に満了した場合には,引き続き有効であると見なされます。ただし,右有効期限が切れて運転する場合には,必ず保険会社に保険適用を確認してください。

オ 南ア航空(SAA)について

(省略)

11日18:30の領事館からのメール内1(1)オをご参照ください。

カ オランダ航空(KLM)について

(省略)

本日13:11の領事館からのメール内2.(3)をご参照ください。

キ(省略)

ク(省略)

2 エスワティニ

(省略)

3 レソト

(省略)

4 一部の国・地域での日本からの渡航者に対する入国制限について

(省略)

5 日本での水際対策について

(省略)

6 外国人配偶者の日本入国について

(省略)

7 運転免許証の更新手続きについて

(省略)

8(省略)

9(省略)

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●在南アフリカ日本国大使館

 H P: http://www.za.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

 住 所: 259 Baines St, Cnr Frans Oerder St, Groenkloof, Pretoria

 電 話: +27 12 452 1500 領事・警備

 メール: consul@pr.mofa.go.jp

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電話:(国番号27)-(0)21-425-1695

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