【安全情報５月分】当地報道より，殺人，強盗事件や自然災害など，先月５月に報じられた皆様の安全に係わる情報の概要をお知らせしています。
新型コロナウイルスについて
各国・地域における新型コロナウイルスの感染状況
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/country_count.html
各国・地域における新型コロナウイルス感染症に係る入国制限措置と入国後の行動制限措置に関する状況
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
コスタリカにおいて風評被害を受けた場合，又は被害を受けた邦人の情報がある場合には，在コスタリカ大使館までご連絡をいただきますようよろしくお願いいたします。
●サンホセ県
「監禁されていた家から逃走」（監禁事件）
５月２１日夜，サンホセ市パバスの民家内で，２８歳の男性が手を縛られ，顔をビニール袋で覆われた状態で監禁されていた。男性は天井の穴から外に逃げ出すことに成功し，警察に事情を説明した。警察は該当する民家を訪れ，中にいた容疑者（２０歳の男性）を逮捕。この家の中から麻薬が発見されたことから，麻薬絡みの犯行とみられる。
「男性，刃物で刺されて死亡」（殺人事件）
５月２２日，サンホセ市パソアンチョの民家内で，男性１人が刃物で刺されて殺された。現場にいた男性１人が容疑者として逮捕された。
「路上で女性が別の女性を刺す」（殺人未遂事件）
５月２３日午後１１時，サンホセ県ティバス市レオントレセの路上で，女性が別の女性（２８歳）に近づき，刃物で胸部を２度刺してけがを負わせた。
「３２歳の男性，ホテルで１０回刺されて死亡」（殺人事件）
５月２４日午後６時，サンホセ市サンフランシスコ・デ・ドス・リオスにあるホテルの部屋で，３２歳の男性が１０か所刃物で刺されて殺されているのを，掃除に入った職員が発見した。
「５１歳の男性，腹部を刺されて死亡」（殺人事件）
5月２４日午後９時頃，サンホセ市サバナ公園付近で，５１歳の男性が刃物で腹部を刺されているのを，通りかかった歩行者が発見した。病院に運ばれたが間もなく死亡した。
「２５歳と２６歳の女性，銃撃されて死亡」（殺人事件）
５月２５日午後８時過ぎ，サンホセ県モラビア市のアパートに，バイクに乗った犯人２人がやって来て，中にいた４人に対して発砲。女性２人（２５，２６歳）は死亡，男性２人（２６，３２歳）はけがを負った。
「司法警察官，強盗犯を撃って死なせる」（強盗事件）
５月２７日午前４時半，サンホセ市サポテにある司法警察官の自宅に，２０代半ばの強盗犯が押し入り，自転車を盗もうとした。警察官が気付き，警察と名乗り出て動かないように指示したが，逆に近づいて来たため発砲したところ，銃弾が頭部に当たって死亡した。犯人の身元は不明。
「若者１人が銃で撃たれて死亡，１人けが」（殺人事件）
５月２７日午後８時過ぎ，サンホセ市パバスの民家の庭に，男性２人がいたところ，犯人１人が近づいて来て２人に発砲した。１人は死亡，もう１人（１７歳の未成年）はけがを負った。犯人は逃走。
「４７歳の男性，５２歳の女性，銃で撃たれて死亡」（殺人事件）
５月２９日午前１１時半過ぎ，サンホセ県ペレス・セレンドン市で，４７歳の男性と５２歳の女性が，バイクに乗って来た男に銃で何発も撃たれて殺された。
「３８歳の男性１人死亡，男性３人けが」（殺人事件）
５月３１日午前零時過ぎ，サンホセ県アラフエリタ市の路上で，男性４人が何者かに銃で撃たれた。病院に運ばれたが，間もなく３８歳の男性は死亡，他の３人（３１，２３，１４歳）はけがを負った。
●リモン県
「武装した覆面男，倉庫から９千万コロン盗む」（強盗事件）
５月１日午前１時過ぎ，リモン県ポコシ市の会社に少なくとも武装した覆面男１０人の犯人が侵入。警備用アラームを外し，警備員と職員を縛って現金が保管してある倉庫に入った。その後，道具を使って金庫を開け，中にあった９千万コロンを奪って逃走した。
「３０歳と３５歳の男性，銃で撃たれて死亡」（殺人事件）
５月３日午後７時４５分，リモン県マティナ市にある民家内に，複数の犯人が侵入し，家主である３５歳の男性と３０歳の男性を銃で撃った後，家の裏から逃走した。３５歳の男性の息子である８歳の男児が，２人が殺されるのを見ていたという。男児は無傷だった。
「２６歳の男性，銃で撃たれて死亡」（殺人事件）
５月４日午後１０時，リモン県ポコシ市の民家で，少なくとも２人の犯人が侵入して，母親の家にいた２６歳の男性を銃で撃った後，逃走した。男性は間もなく死亡。
「３８歳の男性，刃物で刺されて死亡」（殺人事件）
５月１０日午前零時過ぎ，リモン県シキーレス市バナナ農園内で男性２人がけんかになり，刃物で切り合った模様。１人は死亡，もう１人は重体。死亡した男性は３８歳。
「１５歳の男性，銃で撃たれてけが」（銃撃事件）
５月１６日午後７時過ぎ，リモン県リモン市において，銃撃戦が発生した。麻薬中毒者が，ある民家を訪れ麻薬があるかどうか尋ねたところ，ないと言われたため，怒って家に向かって発砲したという。近くにいた１５歳の男性に銃弾が当たり，けがをした。
「１６歳の女性，銃で撃たれて死亡」（殺人事件）
５月１７日正午前，リモン市内のある民家内に複数の者がいたが，何者かが民家に発砲し，逃走した。家の中にいた１６歳の女性が死亡，３２歳の女性がけがを負った。
「３４歳の男性，銃で撃たれて死亡」（殺人事件）
５月１７日夜，リモン県モイン市の自宅の庭にいた３４歳の男性が，近づいてきた何者かと激しい口論になり銃で撃たれて殺された。
「２４歳の男性，銃で撃たれて死亡」（殺人事件）
５月２２日午後７時２０分，リモン県市キーレス市で，バイクに乗って帰宅途中の２４歳の男性が，バイク２台に分乗した犯人３人に襲われ，至近距離から銃で撃たれて殺された。
「３０歳と３２歳の男性，銃で撃たれて死亡」（殺人事件）
５月２６日午後１時前，リモン県ポコシ市グアピレスの民家内で，男性２人が酒を飲んでいたところ，車に乗った男２人がやって来て発砲。銃撃戦になり，事件現場の家主の３０歳の男性と，車で来た男１人（３２歳）が銃弾に当たり死亡した。1人は逃走，もう１人は逮捕された。
「３７歳の女性，銃で撃たれて死亡」（殺人事件）
５月３０日午前１０時過ぎ，リモン市の自宅兼店舗にいた３７歳の女性が，バイクに乗った男２人に銃で撃たれて殺された。
「２３歳の男性，刃物で刺されて死亡」（殺人事件）
５月３０日未明，リモン県タラマンカ市の路上で２３歳の男性が，刃物で刺された状態で殺されているのが発見された。
●プンタレナス県
「４１歳の女性，刃物で刺されて死亡」（殺人事件）
プンタレナス県コレドーレス市のパナマとの国境付近で，５月２日午前６時，自宅から隣人宅に４１歳の女性が逃げ込んだ。しかし女性と同居する男性が後を追ってきて，女性を刃物で刺して殺害した。犯人である４９歳のニカラグア人男性は，間もなく自首。事件の前夜に，２人が激しく口論しているのを隣人が聞いていた。
「５８歳の男性，棒で殴られ死亡」（殺人事件）
５月４日午前１時半，プンタレナス県プンタレナス市のパセオ・デ・ロス・トゥリスタスにある商店を見張っていた５８歳の男性が，別の男に棒で殴られて間もなく死亡した。犯人は商店内を荒らし，テレビを持ち去ろうとしていたが，警察が駆け付けて逮捕された。盗難目的の犯行と見られている。
「３６歳の男性，銃で撃たれて死亡」（殺人事件）
５月１１日午前３時前，プンタレナス県プンタレナス市をバイクで走行中の３６歳の男性が，首を銃で撃たれて殺された。
「２３歳の男性，銃で撃たれて死亡」（殺人事件）
５月２１日午後６時４５分，プンタレナス県コレドーレス市パソカノアスで，２３歳の男性が，何者かに銃で５発撃たれて殺された。被害者が暗い道を歩いていたところ，バイクに乗った男２人が近づいてきて銃で撃って逃走した。麻薬絡みの報復が犯行の動機と見られている。
「８６歳の男性，頭部を殴られて死亡」（殺人事件）
５月２３日午後，プンタレナス県コレドーレス市の自宅で，８６歳のレバノン人男性が何者かに頭部を殴られて殺された。犯人は壁に穴を開けて被害者宅に侵入した模様。
「１８歳の男性，銃で撃たれて死亡」（殺人事件）
５月３０日午後８時過ぎ，プンタレナス県プンタレナス市の自宅の庭で，友人たちと一緒にいた１８歳の男性が，自転車に乗って近づいてきた複数の犯人に銃で撃たれて殺された。警察はその後，容疑者１人を逮捕した。
●エレディア県
「２５歳の男性，銃で撃たれて死亡」（殺人事件）
５月１０日午後１１時，エレディア県サンラファエル市で，２５歳の男性が何者かに銃で撃たれて殺された。
「１６歳と１８歳の男性，銃で撃たれてけが」（銃撃事件）
５月２３日午後７時２０分，エレディア県エレディア市の路上にいた１６歳と１８歳の男性が，発砲しながら通り過ぎた複数の男に銃で撃たれてけがを負った。
「３７歳と４５歳の男性，麻薬を所持し逮捕」（麻薬事件）
５月２７日午後，エレディア県サラピキ市で，警察の検問を突破した車があったため，警察が追跡した。乗っていた男２人は，逃走中に窓からマリファナ計２キロを投げ捨てたが，その後警察に逮捕された。逮捕された２人（４５，３７歳）には麻薬関係の前科があった。
●カルタゴ県
「２８歳の男性，銃で撃たれて死亡」（殺人事件）
５月１７日午前０時過ぎ，カルタゴ県トゥリアルバ市の麻薬中毒者のたまり場で，男性２人がけんかになり，２８歳の男性が銃で撃たれて死亡した。犯人は逃走。
●アラフエラ県
「男性，刃物で刺されて死亡」（殺人事件）
５月５日夜，アラフエラ県ポアス市で，男性が刃物で刺されて道に倒れているのが発見された。病院に運ばれたが間もなく死亡した。身元は不明。
「アメリカ人男性とコスタリカ人女性，焼死体として発見」（殺人事件）
４月末から，アラフエラ県アテナス市在住の男性（アメリカ人）と，同居していた女性（コスタリカ人）が行方不明になっていたが，５月３日に同市で見つかった焼死体がこの２人のものと判明。司法警察は５月９日に，被害者宅から容疑者４人を逮捕した。容疑者の１人は被害者の家政婦で，他３人とともに被害者宅で勝手に住んでいた模様。
「強盗犯４人，パソコンを盗むために民家に侵入」（強盗事件）
５月１６日未明，アラフエラ県サンカルロス市の民家に，強盗犯４人が押し入り，住民４名を刃物で脅して，パソコンや携帯電話を奪って逃走した。警察は犯行現場から２５０ｍの場所で容疑者全員を逮捕。容疑者全員に盗難の前科があった。盗難品は押収された。
「２４歳の男性，銃で撃たれて死亡」（殺人事件）
アラフエラ県サンカルロス市のサッカー場で，５月２３日午前６時４５分，２４歳の男性が銃で撃たれて殺された。警察が偶然近くを通りかかり銃声を聞いたため，現場に近寄ったところ，男性２人が銃で撃たれたと助けを求めに来た。この２人も被害者男性も，服を重ね着しており，３人は仲間でどこかで強盗などの犯行を行い，服を脱ぎ捨てて別の服装になる予定だったのではないかと警察は見ている。２人は容疑者として逮捕された。
「３５６キロのコカインを車から発見」（麻薬事件）
隣の家に不審な動きがあるという隣人の通報で，その民家を警察が見張っていたところ，５月２６日午後７時，３５歳のメキシコ人男性がこの民家を訪れた。その後，車で走行していたところを警察に停められ，車内を調べたところ，車中からコカイン５８キロが発見された。また，翌２７日午後２時には，男２人（５０，４７歳）がこの民家を訪れた後，車で走行中に警察に停められ，車内から２９８キロのコカイン，現金１８万ドル，銃３丁などが発見された。
●グアナカステ県
「偽司法警察官が議員宅を襲う」（強盗事件）
５月７日夜，司法警察官の捜査官を装った男３人が，グアナカステ県リベリア市のアイダ・モンティエル国会議員宅に強盗に入り，同議員と一緒にいたワグネル・ヒメネス議員を銃で脅し，縛り付けた後，携帯電話や香水，美術品，パソコン，現金等を奪って逃走した。議員２人にけがはなく，縛られていた紐を解いて警察に通報した。
リベリア空港付近で行われていた検問によって，タクシーに乗っていた犯人２人（いずれも３０歳）は逮捕された。盗難品も持っていたという。もう１人の犯人の行方は不明。
逮捕された２人のうち，１人には強盗や麻薬密売の前科があった。
以上
【お問い合わせ先】
在コスタリカ日本国大使館 領事班
Tel：(506)2232-1255 Fax：(506)2231-3140
E-mail：embjapon@sj.mofa.go.jp
URL：http://www.cr.emb-japon.go.jp/japones/index-j.htm
※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願いいたします。
