注意喚起:ミネアポリス市にて発生した黒人男性死亡事件に対する抗議活動(第2報)

●DC,MD州,VA州の各地でも抗議活動が行われ,一部暴徒化しています。

●VA州リッチモンド市では本日から夜間外出禁止令が発効します。

1.ミネソタ州ミネアポリス市にて発生した黒人男性の死亡事件(5月25日)に対する抗議活動は引き続き全米各地で行われており,群衆の暴徒化等を受け,複数の都市において夜間外出禁止令(Curfew)や州兵動員等の措置がとられています。

2.5月29日以降,ワシントンDC,MD州ボルチモア市,VA州リッチモンド市ほかDMV各地おいても,大規模な抗議活動が行われています。一部には,警察官に対する暴力,警察車両やバス等の放火・破壊,商店での略奪,州政府事務所等への投石ほか,抗議活動参加者の過激化・暴徒化による危険な状況も見られ,複数の逮捕者も出ています。ワシントンDCにおいては30日,本件抗議活動を受けナショナル・ガードが動員されました。

3.本日(5月31日),ノーザムVA州知事は,リッチモンド市長の要請を受け,同市における夜間外出禁止令を承認しました。本令の詳細は今後発表されますが,本日以降,午後8時から午前6時までの外出が原則禁止となります。

4.在留邦人の皆様におかれては,本日以降もDMV各地において抗議活動が見込まれること,平和的な抗議活動も瞬時に危険な状況になることがあり,特に今回の抗議活動は過激化する傾向にあることを踏まえ,お住いの地域における治安情勢や関連の措置等について情報収集を行うとともに,ご自身とご家族の危険回避に努めてください。

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