5月30日のカザフスタンにおける新型コロナウイルス関連情報は以下のとおりです。
1 感染者数
●昨日お知らせした時点からのコロナウイルス新規感染者数は450名です。
●上記を加算して,現時点における国内全体の感染者数は10,382名です。
●各州・都市ごとの内訳は以下のとおりです。括弧内は,昨日お知らせした時点からの増加数です。
(1)アルマティ市:2,499名(+37名)
(2)ヌルスルタン市:1,957名(+89名)
(3)アティラウ州:1,024名(+44名)
(4)カラガンダ州:829名(+41名)
(5)シムケント市:813名(+51名)
(6)西カザフスタン州:580名(+36名)
(7)ジャムブル州:370名(+5名)
(8)トゥルケスタン州:364名(+10名)
(9)アルマティ州:349名(+23名)
(10)クズルオルダ州:346名(+16名)
(11)アクトベ州:338名(+34名)
(12)マンギスタウ州:224名(+7名)
(13)パヴロダール州:205名(+8名)
(14)コスタナイ州:165名(+29名)
(15)アクモラ州:151名(+0名)
(16)東カザフスタン州:114名(+17名)
(17)北カザフスタン州:54名(+3名)
その他:死亡者37名(+0名),快復者5,057名(+46名)
2 カザフスタン国内の新型コロナウイルスに関する主な報道等は以下のとおりです。
(当館注)以下は,一般的事項及び在留邦人のおられる都市の情報を中心に作成しています。
(1)感染者数
●昨5月29日の感染者数増加率は4.5%(450名増)となり,5月25日中に確認された感染者数438名を上回り,一日当たりの感染者数の過去最多を更新しました。
●ビルタノフ保健大臣は,感染者数について「確認された感染例は1万件を少し越えたが,増加率は毎日5%前後で推移している。一部地域ではこの増加率を上回っており,組織感染を含む何らかの感染拡大が見られるが,その他の地域の状況は安定している。全体的に,カザフスタンにおける状況はコントロールされており,先月は平均5%以下の安定した感染者数増加率であった。これは,コロナウイルスに伴う状況がカザフスタン政府のコントロール下に置かれているということである」と述べました。
(2)検疫等
●ビルタノフ保健大臣は,無症状患者の他者への感染リスク及び治療方法について「特に,シンガポールや韓国において,同カテゴリーの者(無症状の患者)のウイルス保有量は遥かに少量であると言われている。無症状患者は他者に対する危険性が少ない。そのため,我々は無症状患者に対するアプローチを変更した。主要専門家らとの議論の結果,これらの患者の入院病棟への搬送や集中治療は不要であり,地方医師が電話でモニタリングを行えば十分であるとの結論で一致した。咳や発熱のある患者の方が,無症状の患者よりも多くの人を感染させる」と説明しました。また,同大臣は,今後の無症状患者の隔離期間を10日間に削減すると述べ,「10日間,担当者が(無症状患者の)自宅を訪問して検査を行い,同患者が快復す
れば,観察対象から外れることになる」と説明しました。
●当館領事メールのバックナンバーは以下のページから参照できるようになっています。
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0007
●当館フェイスブック https://www.facebook.com/embassy.jp.kz/ にもコロナウィルス関連情報を掲載しています。
(邦人保護等の緊急事態の場合の問い合わせ窓口)
○在カザフスタン共和国日本国大使館
住所:5th floor, Kosmonavtov Street 62, micro-district
"Chubary", Nur-Sultan, 010000, Republic of Kazakhstan
電話:+7 (7172) 977-843
FAX :+7 (7172) 977-842
○日本外務省領事サービスセンター
電話:(代表)+81-3-3580-3311(内線)2902,2903
(日本外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐事件を除く)
(内線)2851
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐事件等)
(内線)3047