●２２日（金）から２４日（日）までの３日間に亘り包括的外出禁止となりますので，外出はお控えください。
●当館は，ラマダン明け大祭（イード）に伴い，２５日（月）まで休館日となります。
●ヨルダン政府は，２１日の新規感染者数は１２名で，累計感染者数は６８４名となったと発表しました。
１ イード期間中の包括的外出禁止措置
アダーイレ・メディア担当大臣は，記者会見で次のとおり説明しました。
（１）イード期間中の３日間に亘る包括的外出禁止措置への規則変更は，過去数日間の国内感染状況の悪化により不可避のものだった。今後も包括的外出禁止の適用を繰り返していく予定。
（２）昨２０日（水）夜は，多くの国民による感染予防等の違反が見られた。こうした行為は国民を危険に晒すことにつながるため，引き続き，感染予防及び公衆衛生措置の遵守を求める。
２ ２６日（火）からの政府機関業務再開
（１）２６日（火）より，政府機関による業務が再開するが，業務時間を午前８時半から午後３時半までとする。
（２）各大臣は必要に応じ業務時間を変更できる。
（３）幼稚園の再開の目処が立っていない点に鑑み，子どもがいる女性職員については，公共サービス局が２０日（水）に発表したガイドラインに従い，遠隔業務となる。
３ 労働者への給与支払い
バターイネ・労働大臣は，記者会見で次のとおり述べました。
（１）ラザーズ首相は，来週中に，民間セクターの５・６月分の給与支払いに関する声明を発出する予定。
（２）現在までに，労働省に対し２３７，５６０名の労働者からクレームが寄せられたが，そのほとんどが給与未払いに関するものだった。うち，９４％にあたる２２２，１６６件は解決済み。
（３）外国籍の在留労働者より，母国への帰国希望が多く寄せられた。これを受け，労働省は在留労働者の帰国希望登録用電子プラットフォームを２４日（日）に再起動する予定。
（４）予想される失業率の上昇に関し，政府はあらゆる対策を検討している。
４ ヨルダン国内の感染状況
ジャーベル保健大臣は，記者会見で次のとおり発表しました。
（１）２１日の新規感染者数は１２名で，累計感染者数は６８４名となった。内訳は以下のとおり。
ア １名： サウジから入国したヨルダン人運転手
イ ７名： うちUAEから帰国したヨルダン人５名と，米国から帰国したヨルダン人２名
ウ １名： マフラク県での家族内感染の女性
エ １名： アンマンのトラック運転手から感染した床屋の従業員で，接触した顧客と地区の隔離を進める。
オ ２名： イルビド県で感染が確認された者，1名は感染源が判明しているが，１名は感染源を確認中。
（２）治癒者は１１名，入院患者は１５８名。
本情報は，当局が公式に発表した最新情報等を中心に掲載しており，今後変更があり次第連絡いたします。
いずれにしても，外出禁止令は引き続き出されていますので，これを遵守して頂くようお願い致します。
まずは，一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください。
具体的には，石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い，できる限り混雑した場所を避けてください。また，十分な睡眠をとっていただくことも重要です。
さらに，人込みの多い場所は避けるとともに，屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすときはご注意下さい。
外務省海外安全ホームページ
（日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域の行動制限）
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
外務省 海外安全ホームページ 医療・健康関連情報
https://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/index.html
厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
ヨルダン保健省 Hotline 06-5004545 ／ Corona Virus Free Line 111
在ヨルダン日本国大使館
領事・警備班：担当 入江 及び 田口
ＴＥＬ：９６２−６−５９３２００５
ＦＡＸ：９６２−６−５９３１００６
Ｐ．Ｏ．Ｂｏｘ．２８３５ Ａｍｍａｎ １１１８１ Ｊｏｒｄａｎ
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