経済活動のさらなる緩和措置及びラマダン最終週における注意

ビシュケク市は,5月20日付のサイトにおいて,5月21日以降経済活動をさらに緩和すると発表(※1)しました。ただし,非常態勢下における検疫・隔離措置,移動時の身分証明書とルートシート(※2)の携帯義務等は継続していますので,注意が必要です。

●なお,マスクの使用についてビシュケク市役所に確認したところ,屋外において使用する義務はないが,屋内で使用しない場合は罰金(最大5,000ソム)の対象になるとの回答を得ました。感染予防の観点から適切なマスクの使用を心がけてください。

●また,5月24日にオロゾ・アイト(ラマダン明けの祭り)が予定されています。キルギス政府は大勢で集まることを規制していますが,必ずしも同国民が遵守するとは限りませんので,人混みを避けるとともに,不要不急の外出を控えるようにしてください。さらに,過去この前後の期間は,世界各国でテロ事件が発生していることから,十分な注意が必要です。

【※1】

 5月21日から,住民サービスセンター(当館注:婚姻登録,滞在登録,車両登録,旅券申請等の窓口),サービス業(靴,時計,家具等の修理),ショッピングモール(子供用娯楽施設,フードコート等を除く),日用品販売店,自動車市場,家庭教師サービス,サウナ及びスパ施設,ホテル業(プール,ジム等の利用を除く)が再開される予定です。

 5月25日から,日用品販売市場,客席が50席以内のレストラン及びカフェ(ショッピングモール内のフードコートを除く),劇場,美術館・博物館,展示ホール,図書館,文化教育施設,公共交通機関(バス,トロリーバス,マルシュルートカ)が再開される予定です。

【※2】

 外出予定書。キルギス政府コロナ対策本部作成の「ルート・シート」に,英語表記を加えたものを当館HPに掲載。下記リンクからアクセスの上,印刷した後,必要事項を記載してご使用ください。

https://www.kg.emb-japan.go.jp/files/100029045.pdf