NSW州の公共交通機関を通じた新型コロナウイルス感染拡大防止策（公共交通機関での物理的距離の確保など）

【ポイント】

●5月18日（月）、NSW州政府は、公共交通機関を通じた新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための公共交通計画を発表しました。

●公共交通機関において物理的距離を確保するため、ピーク時の利用を避けるとともに、電車・バス・フェリーでは、椅子や床面に貼られた「sit here」または「stand here」の緑色のマークの場所で利用することが求められています。

●公共交通機関の混雑状況はWebサイトやアプリ等で事前に確認することができます。

※交通情報アプリ一覧

【本文】

　5月18日（月）、NSW州政府は、公共交通機関を通じた新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための公共交通安全計画を発表しました。これに伴い、公共交通機関において物理的距離を確保するために利用者に求められる諸事項や、混雑情報の確認方法等の情報が発表されています。

1　公共交通機関の利用者に求められる主な事項は以下のとおりです。

（１）ピーク時は既に物理的距離を確保できるギリギリの利用状況であるため、現時点でピーク時に公共交通機関を利用していない方は、引き続き利用を控えてください。オフピークは午前10時から午後2時までです。

（２）電車・バス・フェリーでは、椅子や床面に貼られた「sit here」または「stand here」の緑色のマークの場所で利用してください。混雑状況によっては、次の電車・バス・フェリーを待つよう指示される場合があります。なお、子供や障がいのある方などの援助を必要とする方は優先的に利用できます。

（３）公共交通機関の利用に当たっては、安全を確保するため、以下を守ることが求められています。

　・体調が悪い時は外出しないこと

　・咳、くしゃみは肘の内側で抑えること

　・乗車前に混雑状況をWeb等で確認すること

　・他の利用者から距離を取って利用すること

　・エレベーター、エスカレーター利用時に間隔を詰めないこと

　・駅ではホームに沿って、バス停では道路に沿って並ぶこと

（４）その他の事項を含む詳細は以下のリンクをご参照ください。

○NSW州政府ホームページ（COVID-19: 旅行の情報・アドバイス）

2　公共交通機関のリアルタイム混雑状況の確認方法は以下のとおりです。

　・駅の案内表示

　・NSW州政府の経路検索サイトTrip Plannerの検索結果

　・一般のスマートフォンアプリ

　具体的な内容は以下のリンクをご参照ください。

○NSW州政府ホームページ（公共交通機関における物理的距離の確保）

○経路検索サイト（Trip Planner）

○交通情報アプリ一覧

※「Seat availability」の記載があるアプリで混雑状況を確認できます。

3　公共交通計画では、利用者に求められる措置のほか、州政府による消毒の実施、駐車場や自転車用道路の整備計画なども含まれています。詳細は以下のリンクをご参照ください。

○NSW州メディアリリース

Consulate-General of Japan in Sydney　

Level 12, 1 O'Connell Street,

Sydney NSW 2000　Australia

代表電話（61-2）9250-1000

Fax（61-2）9252-6600

Email：japaneseconsulate@sy.mofa.go.jp

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