新型コロナウイルス関連情報(5月14日:モンゴル国内で新たに19名の感染者を確認:計61名)

 5月14日(木)午前11時,モンゴル保健省は定例記者会見を開催し,モンゴルにおいて新たに19名の新型コロナウイルス感染症患者が確認されたと発表しました。

 これにより国内の累計症例数は61名となりました。在留邦人及び邦人短期渡航者の皆様におかれましては,報道,大使館HP及び領事メール等により関連情報の収集に心がけていただきますようお願い申し上げます。

【保健省発表】

●13日(水)は375名に対してPCR検査を実施した。その結果,5月2日(土)にフランクフルトからのチャーター便で帰国したモンゴル人1名及び昨日,ロシアの国防関係の教育機関に留学していたモンゴル人留学生及びその家族18名(注)の計19名が陽性となり,新型コロナウイルスの感染者であることが判明した。

●フランクフルトから帰国したモンゴル人1名は,再検査の結果,陽性となった。ロシアから帰国した留学生については,未だ全員の検査結果が判明しておらず,現時点では感染者が18名ということである。

感染症センターで治療中の患者は皆,容態は安定している。症状が出現しなくなった者もおり,治療は有効であると考えられる。

注:ロシアからの留学生

 昨日13日(水),ロシア国防大学などの軍隊関係の教育機関に留学していた347名のモンゴル軍関係者が,ロシアの軍用機により帰国しています。

【感染者数等の動向】(前回報告:5月8日)

●新規症例数:19名

●累計症例数:61名

●新規死亡者数:なし

●累計死亡者数:なし

●累計治癒数:15名(+2名)

【当館コメント】

 感染者数が計61名と急増しましたが,今回の感染者も,いわゆる「国外からの輸入症例」であり,施設に隔離され治療を受けていますので,現時点において,モンゴル国内で「市中感染」が発生しているものではありません。

【37.5℃以上の発熱が3日間以上続く場合の対応】

 以下はモンゴル政府からの要請ですので,ご協力いただきますようお願い申し上げます。

医療機関を受診する前に,まずは以下の当館医療相談窓口までご連絡下さい。医務官等が皆様の症状を確認させていただきます。

新型コロナウイルスへの感染の疑いが認められる場合には,モンゴル外務省を経由して,当地医療機関での検査・隔離措置が講じられることとなります。

【当館医療相談窓口】

(976)9911−2759

※同窓口への問い合わせは「医療相談のみ」に限らせていただきます。その他の内容については,当館領事・警備班までお問い合わせください。

【問い合わせ窓口】

在モンゴル日本国大使館 領事・警備班

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