サウジアラビアにおける新型コロナウイルス対策（５月１３日）

〇５月１３日現在，サウジ保健省の発表した感染者は計４４，８３０名です。

〇ラマダン月後半およびラマダン明け大祭期間の外出禁止令について

〇第3国を経由しての帰国希望について

１　感染者数　

　５月１３日現在，サウジ保健省の発表した感染者は計４４，８３０名（内１７，６２２名は回復，死者２７３名）。１２日保健省記者会見以降，新たに確認された感染者は１，９０５名（リヤド６７３名，ジッダ３３８名，マッカ２８３名，ダンマン１４７名他）。

　新規感染者の内６８％が外国人，３２％がサウジ人，７８％が男性，２２％が女性。

参考：サウジ国内感染者数カウンター（保健省提供）：https://covid19.moh.gov.sa/

　引き続き，３密（密閉，密集，密接）を避け，手洗い，咳エチケットを励行し，ご自身やご家族，周囲の方の健康とウイルスに感染しないことを最優先に考え，行動していただきますよう，お願い申し上げます。

２　ラマダン期間中およびラマダン明け大祭期間中の外出禁止令

　１２日，外出禁止に関する国王令の修正が発表されました。

（１）５月１４日（木）から５月２２日（金）まで

（ア）既定された新型コロナウイルス感染予防対策を実施の上で，４月２５日発令の国王令で言及された，一部の商業活動及び経済活動を引き続き許可する。

（イ）マッカ市を除くサウジ国内の全ての都市と州では，住民は必要な対策を講じた上で，午前９時から午後５時までの外出を許可する。

（ウ）マッカ市は引き続き２４時間外出禁止とする。

（エ）隔離の決定が行われている地域，都市では引き続き出入りを禁止する。

（２）５月２３日（土）から５月２７日（水）まで

（ア）サウジ国内全ての都市と州で終日完全外出禁止とする。

（イ）５月７日に内務省が定めた規制による，５人以上の集まりを禁止することを含む，ソーシャルディスタンスの維持を遵守することを求め，違反した場合は罰則を適用する。

　なお，人材・社会発展省はラマダン明け大祭の休日について，以下のとおり発表しました。

　公共セクター：５月１４日の就業時間終了後から休日とし，５月３１日より業務再開とする。

　民間セクター：労働法（ニザーム・アル・アマル）に基づき，ラマダン明け大祭の休日を４日間とする。同休日は５月２３日より開始とする。

３　帰国希望について

　第３国を経由しての帰国を希望される方は，末尾にある当館のEメールアドレス宛に，氏名（漢字およびローマ字），所属，現在の滞在地をお知らせください。ジッダ発の特別便等について，その時点で分かっている情報をお知らせします。

4　新型コロナウイルス対策関連情報リンク等

・サウジ保健省ツイッター

・Mawid（保健省提供E-Serviceアプリ，病院の検索，予約等が可能）https://www.moh.gov.sa/en/eServices/Pages/cassystem.aspx

・再入国ビザ，最終出国ビザに関する報道（４月２２日付Saudi Gazette）

・東京医科大学病院　渡航者医療センター　海外在留邦人向け「新型コロナウイルス感染症よろず相談窓口」: travel3@tokyo-med.ac.jp

【問い合わせ先】

TEL：011-488-1100

FAX：011-488-0189

E-mail：consular-sec@rd.mofa.go.jp

在ジッダ日本国総領事館

TEL：+966-12-667-0676

FAX：+966-12-667-0373

E-mail：cgjapan@je.mofa.go.jp