●ヨルダン政府は,本日12日(火)より,外出可能時間を午前8時から午後7時までに延長することを発表しました。
●政府は,本日12日(火)より,「公共交通機関(バス,黄色タクシー,セルビス,配車アプリ)の車両に対する奇数・偶数ナンバープレート制を廃し,稼働率100%での操業を許可する。各車両は全ての公衆安全基準に服し,乗車率を50%に限定する。」と発表しました。但し,私用車については従来通りの規制が続きます。
●政府は,ラマダン明けイード初日の23日(土)は,車両の使用を認めず,上記時間内に徒歩での外出を許可し,イード2日目と3日目の24日(日),25日(月)については,徒歩及び車両での外出を許可すると発表しました。但し,その際利用可能な車両は,24日はナンバープレート末尾が偶数,25日は奇数の車両となりますので,ご注意ください。
● 政府は,26日(火)より,政府機関職員による業務を再開すると発表しました。
●政府は,11日(月),国内にて22名の新規感染者を確認し,累計の感染者数は562名となった旨発表しました。
1 アダーイレ・メディア担当大臣は,記者会見で,国家安全・危機管理センターにおける治安関係者及び関係閣僚との会議での決定につき,以下のとおり発表しました。
(1)12日からの外出可能時間の1時間延長他
ア 12日(火)より,現在と同様のメカニズムに則り,外出可能時間を午前8時から午後7時までに延長する。
イ 12日(火)より,公共交通機関(バス,黄色タクシー,セルビス,配車アプリ)の車両に対する奇数・偶数ナンバープレート制を廃し,稼働率100%での操業を許可する。なお,各車両は全ての公衆安全基準に服し,乗車率を50%に限定する。
ウ 追って通知があるまで,毎週金曜日は包括的外出禁止とする。
ラマダン明けイード初日の23日(土)は,車両の使用を認めず,午前8時から午後7時まで徒歩での外出を許可し,イード2日目と3日目の24日(日),25日(月)については,徒歩及び車両での外出を許可する。但し,その際利用可能な車両は,24日はナンバープレート末尾が偶数,25日は奇数の車両となる。
(3)26日(火)からの政府機関の業務再開他
ア 26日(火)より,政府機関職員による業務を再開する。同措置は,10日(日)の閣議にて承認された政府機関操業再開ガイドラインに沿って実施される予定。
イ なお,公立・私立幼稚園が引き続き閉鎖されている点に鑑み,子どもがいる女性職員に対しては特別の配慮をする。
ウ イード関連用品の買い出し等のニーズに鑑み,政府機関職員に対する給与支払いを来週半ばに行う。
(4)定例記者会見
来週(17日の週)から,各プレスの代表者出席の下,対話形式の記者会見を週一回実施する予定。今週末までに,プレス関係者の参加人数等,記者会見実施にかかる基本原則を発表する。
2 ヨルダン国内の感染状況
ジャーベル・保健大臣は,記者会見で次のとおり発表しました。
(1)11日(月),国内にて22名の新規感染者を確認し,累計の感染者数は,562名となった。内訳は以下のとおり。
ア 8名:国境にて感染が確認されたトラック運転手。(うち3名はヨルダン国籍,プリンス・ハムザ病院に入院)
イ 2名:(帰国し,)死海にて強制隔離に服している学生。
ウ 12名:ハナースリー(マフラク)の感染が確認されている運転手との濃厚接触による感染者。
(2)同日,1名が治癒し退院した。これにより,現在病院にて治療中の感染者は108名となった。
(3)同日,4,000件近いウイルス検査が実施された。これにより,コロナ危機開始以来実施されたウイルス検査数は計119,260件となった。
本情報は,当局が公式に発表した最新情報等を中心に掲載しており,今後変更があり次第連絡いたします。
いずれにしても,外出禁止令は引き続き出されていますので,これを遵守して頂くようお願い致します。
まずは,一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください。
具体的には,石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い,できる限り混雑した場所を避けてください。また,十分な睡眠をとっていただくことも重要です。
さらに,人込みの多い場所は避けるとともに,屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすときはご注意下さい。
外務省海外安全ホームページ
(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域の行動制限)
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
外務省 海外安全ホームページ 医療・健康関連情報
https://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/index.html
厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
ヨルダン保健省 Hotline 06-5004545 / Corona Virus Free Line 111
在ヨルダン日本国大使館
領事・警備班:担当 入江 及び 田口
TEL:962−6−5932005
FAX:962−6−5931006
P.O.Box.2835 Amman 11181 Jordan
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