【緊急】【感染症情報】フィリピンにおける新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の対応について（強化されたコミュニティ隔離措置延長の対象地域の一部変更等）

●在フィリピン大使館・在セブ領事事務所より，フィリピン国内の強化されたコミュニティ隔離措置（ECQ）延長の対象地域の一部変更及びマニラ発の主な航空便についてお知らせがありましたので，当館ホームページにも掲載します。詳細については，下記問い合わせ窓口まで照会願います。なお，ミンダナオ地域の状況については，在ダバオ総領事館まで照会願います。

●４月３０日，フィリピン政府は，強化されたコミュニティ隔離措置（ECQ）延長の対象地域の一部変更を発表しました。

●ミンダナオ地域の北ダバオ州政府は，同州政府行政命令第３４号により「強化されたコミュニティー隔離」を実施すると発表していました。しかし，４月３０日夜，同州政府行政命令第３７号により，５月１日から北ダバオ州（タグム市を除く）全域で「一般的なコミュニティー隔離」を実施し，タグム市のみ「強化されたコミュニティー隔離」を継続すると発表しました。

●これに伴い，北ダバオ州の「一般的なコミュニティー隔離」の下では，（１）夜間外出禁止が夜２０時から朝５時まで（夜はこれまでより１時間早く外出禁止），（２）高齢者は６５歳以上を指す（年齢を５歳引き上げ），（３）未成年は１７歳以下を指す（年齢を３歳引き下げ），という変更がなされました。なお，タグム市のみ「強化されたコミュニティー隔離」が実施されていますところ，詳細が判明次第お知らせします。

●北ダバオ州の「一般的なコミュニティー隔離」の下では，ショッピングモールや商店の一部再開や公共交通機関の条件付き再開等の措置がありますが，一方，外出時のマスクの着用義務付け，原則外出禁止（生活必需品や薬品の購入や通院のみ外出を許可。１７歳以下及び６５歳以上の者の条件付外出禁止等），唾吐き禁止，賭け事禁止，夜間外出禁止や酒類販売禁止等は継続しています。

●４月３０日，フィリピン政府は，強化されたコミュニティ隔離措置（ECQ）及び一般的なコミュニティ隔離措置（GCQ）に係るガイドラインを公表しました。

●主な航空便について，４月30日現在の情報をお知らせします。

フィリピンにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

在ダバオ日本国総領事館

１（１）４月３０日，ロケ大統領報道官は，記者会見において，強化されたコミュニティ隔離措置（ECQ）の対象地域の一部変更を発表しました。

（２）この発表によれば，強化されたコミュニティ隔離措置の対象地域に，イロイロ市及びバコロド市が追加されるとのことです（５月１５日まで）。

＜５月１５日まで強化されたコミュニティ隔離措置（ECQ）を課す地域＞

○ルソン地方：マニラ首都圏，ベンゲット州，バギオ市，パンガシナン州，バタアン州，ブラカン州，ヌエバ・エシハ州，パンパンガ州，ターラック州，ザンバレス州，バタンガス州，カビテ州，ラグーナ州，リザール州，ケソン州

○ビサヤ地方：イロイロ州，イロイロ市，セブ州，セブ市，バコロド市

○ミンダナオ地方：ダバオ市，タグム市（北ダバオ州政府行政命令に言及）

（３）これら以外の地域においては，５月１日から１５日までの間は，一般的なコミュニティ隔離（GCQ）を課すとのことです。

（４）また，ロケ大統領報道官は，記者会見において，強化されたコミュニティ隔離措置（ECQ）及び一般的なコミュニティ隔離措置（GCQ）に係るガイドラインを公表しました。詳細は下記リンクの30日付けロケ大統領報道官の記者会見をご確認ください。　