【緊急】ベナン人を被害者とするけん銃使用強盗事件の発生(コトヌ市内)

・16日夜,ベナン人(バイク利用)が,スーパー「Mont Sinai」直近の交差点で信号待ちをしていたところ,見知らぬ男に助けを求められ,移動した先でけん銃様のものを突きつけられて所持金品等を奪われる事件が発生しました。

・犯人が声を掛けてきた交差点は,在留邦人も居住する地区に隣接している幹線道路上です。同スーパーを利用する際や,同所を通行する必要がある際には,不審者による声掛けに十分注意をお願いします。

・見知らぬ者から声を掛けられた場合,ご自身の安全を第一に考え,安易に応じることのないようにしてください。例え人助けの一環であったとしても,状況をよく観察し,応じるべきか否かを判断してください。

コトヌ市内で,ベナン人がけん銃様のものを突きつけられ,バイクや現金等を奪われる事件が発生しました。概要は以下のとおりです。

1.発生日時 4月16日(木) 19:15〜20:00

2.犯人 現地人の男2名(主犯及び共犯者)

3.声掛け場所 スーパー「Mont Sinai」直近の信号機付き交差点

4.犯行(被害)場所 コトヌ市内アグラ(AGLA)付近のガソリンスタンド

 ※声掛け場所から1号線を北上し,Stade de l'Amitieを越えた先

5.被害金品 バイク,現金,携帯電話

6.被害状況 被害者はバイクで移動中,上記交差点で赤信号のため一時停止していたところ,男(現地人)が現地語(フォン語)又は仏語で「帰りの足が無いので乗せてほしい。」と声を掛けてきたので,人助けのため求めに応じた。男をアグラにあるガソリンスタンド付近まで乗せて行って停車したところ,その場には別の男(共犯者)が待ち受けており,この二人組は被害者にけん銃様のものを突きつけ,バイク,現金,携帯電話を奪って逃走した。

7.周囲の状況 幹線道路沿いで街灯が設置されており,比較的明るく,交通量,人通り共にまだ多い時間帯であった。

被害者が警察に被害申告を行った際,「先週には同様の手口による犯行が3件あった。」,「実際に足を撃たれた被害者がいる。」との説明があったとのことです。

現地人もこのような被害に遭っており,私たちのような外国人であれば,より犯罪のターゲットとなり得る危険性があると認識してください。

交差点で停止している際の犯罪を防ぐため,以下のような対策を取ることが可能です。

○前方の信号の作動状況を確認した上,赤信号であれば手前で減速し,交差点を停止することなく通過できるよう速度調整を行い,青信号に変わると同時に加速して交差点を通過する。

○停止せざるを得ない場合は,前方の車両との間隔を最低1台分は確保の上,非常時に素早く回避・離脱行動が取れるようにする。

一般的な防犯対策として,駐車して車から離れる場合のほか,運転中であっても,座席の上に鞄や貴重品を置くことは避け,外部から見えないトランクに保管することをお勧めします。

また,大きな交差点で信号待ちをする際に,物売り等が近寄ってくる場合がありますが,不用意に窓を開けたり,車両のロックを解除したりするなど,安易に応じることのないようにしてください。

犯罪の被害に遭われた際には,警察への通報・被害申告を行うと共に,当館へも連絡されますようお願いいたします。

(現地大使館連絡先)

○在ベナン日本国大使館

住所:Zone Residentielle de Cotonou sis a Djomehountin, 12eme arrondissement, COTONOU BENIN(郵便物宛先:Ambassade du Japon 08 B.P.283 Tri Postal, Cotonou, Benin)

電話:(市外局番なし)21-30-59-86  (執務時間外・緊急の場合)97-97-56-99

国外からは(国番号229)21-30-59-86

FAX:(市外局番なし)21-30-59-94

国外からは(国番号229)21-30-59-94

ホームページ:https://www.bj.emb-japan.go.jp/j/

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