海外安全対策情報(令和2年1月〜3月)

 令和2年1月から3月までの当地の邦人被害にかかる事件事故発生状況について,以下のとおりお知らせいたします。また,当地での新型コロナウイルスの感染拡大に伴い,治安悪化の可能性もありますので,皆様におかれましては,ご注意くださいますようお願いします。

1.当地において発生した一般犯罪事案は,次のとおりです。

(1)ザンジバルのストーンタウンから西部のパジェへ向かう途中,バスの乗り換えを行った。先のバスで乗り合わせたタンザニア人から,叔父の乗用車で目的地まで送迎してくれると言われ同乗したところ,後から見知らぬ2人組の男が乗り込み,ナイフで脅され現金を奪われた。

※同様の事件は,ダルエスサラームで多く発生していますが,最近は比較的治安がよいとされるザンジバルでも発生しています。

(2)モシからダルエスサラームへ長距離バスで向かっていたところ,隣に乗車していたタンザニア人から飴を勧められ,その場で口にした。その後,意識を失い,気づいた時には病棟のベッドの上であった。衣服ポケットに入れていた旅券,財布(現金及びクレジットカード全て)等の貴重品が盗まれていた。

※同様の事件は,キリマンジャロ,モシ,アルーシャ等の北部から南部へ向かう長距離バスで発生しています。

(3)ダルエスサラームの自宅へ帰宅したところ,玄関扉の鍵が破壊されており,財布とパソコンが盗まれていた。監視カメラには,被害者が外出した数分後,2人組が侵入,その後,出て行く様子が録画されていた。

※外出時刻を把握した計画的な空き巣の犯行とみられます。時々,出勤(外出)時間を変える,昼や休憩時間などに帰宅する,帰宅時間を変える等の対応も有益であると言われています。また,玄関扉に閂(かんぬき)や鍵を複数個所に増設するなど,容易に破壊されない,破壊には長時間を要するような対策も有益です。

2.現在,当地においても新型コロナウイルスの感染拡大が確認されています。今後,感染防止に伴う経済活動の制限による日用品の価格高騰や,行動制限の影響による不満が突如爆発し,治安が悪化する危険性もあります。皆様におかれましては,引き続きご注意くださいますようお願いします。

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タンザニア日本国大使館

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