1 カタール国内の状況
保健省は16日,392名の感染が確認され,これまでに確認された感染者数が4,103名になったと発表しました。また9名が治癒し,これにより国内における治癒者の合計は415名になったと発表しました。
2 コロナウイルス対策ホットラインの状況
保健省はコロナウイルス対策ホットライン(16000)の状況を4月15日現在の数字は下記のとおりと発表しました。
・入電件数:1,547件
・応答件数:1,529件
・平均応答時間:4秒
・平均対応時間:158秒
・平均保留時間:37秒
・有効入電率:98.8%
3 クワリ保健相の発言
クワリ保健相は,コロナウイルス感染者治療には5病院を用意し,軽症の感染者を収容するための14,000床が今月末までに利用可能となると述べたほか,コロナウイルスの感染拡大予防のため,以下の4ポイントに焦点を当てていると述べました。
・地域社会に対する啓発
・検査の実施
・感染源の追跡
・病院での十分な病床の提供
4 感染予防方策等
(1)保健省は,感染予防のため以下を推奨しています。
・ 定期的に石けんと流水で最低20秒間手を洗う,又はアルコール消毒液で洗浄する。
・ 咳,くしゃみをする時は鼻と口を袖やティッシュで覆い,ティッシュは蓋付きのゴミ箱に捨てる。
・ 手を洗う前は,眼,鼻,口を手で触らない。外出から帰宅時は特に。
・ 他人,特に呼吸器系疾患の症状を呈する人との接触を避ける。他者との距離は少なくても1メートルは保つ。
(2)保健省は,コロナウイルス関連の無料ホットラインを設置しています。
【直通番号:16000】
(3)保健省ホームページには専用ページが立ち上げられ,随時アップデートされています。 http://www.moph.gov.qa/english/Pages/Coronavirus2019.aspx
また同省は,自宅における隔離に関する内容を下記ページで情報提供しています。
https://www.moph.gov.qa/english/Pages/home-quarantine.aspx
5 その他の生活に関わる措置
※これら措置は事前予告なく,突然変更される可能性もあります。十分ご注意ください。
※措置が突然変更されることもあり,各所で混乱が生じています。十分ご注意ください。
● カタール航空の日本就航便は現在成田便のみ運航中です。運航状況は常に最新情報をご確認ください。
※カタール航空運航状況確認サイト
https://fs.qatarairways.com/flightstatus/search
※ハマド国際空港離発着フライト確認サイト
https://dohahamadairport.com/airlines/flight-status?type=arrivals&day=today&airline=all&locate=all
● 我が国の水際対策強化により,カタールから我が国に入国する場合は,検疫所長の指定場所で14日間待機、国内公共交通機関使用の差し控えが要請されます(3月28日)。
※水際対策に関する詳細は下記の厚生労働省ホームページ上に掲載されています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html
● 映画館、劇場、プレイエリア、ジム、結婚式場の閉鎖(ホテル内も含む。3月13日)。
● 全公共交通機関の停止(3月15日)。
● レストラン・カフェは配達か持ち帰りのみ(3月16日)。
● カタール居住許可所持者を含む外国籍者の,カタール入国を停止。
(3月16日から14日間予定のところ,4月1日に期限未定で延長が決定)
※カタール人は14日間の隔離措置後に入国が可能
● カタール出国には現在規制なし(規制継続中は再入国できない点に留意)。
● カタール入国を伴わないトランジット利用への規制は現在なし。
● インダストリアル・エリア地区では,人の往来を規制中。
● 当面の間,国内モスクの1日5回の礼拝と,金曜日の集団礼拝を停止。
● カタール帰国者で,無症状・初期検査通過者は,定められた手順遵守を誓約後は,自宅隔離が可能。違反の場合は法的措置が取られる(3月19日)。
● 政府公共部門職員8割に在宅勤務を承認(3月19日)。
● 公共の場における,集会を禁止。警察が取締り,違反者を拘束すると発表(3月21日)。
● 現状不必要な店舗は3月27日から閉鎖。ただし食料品販売店、薬局、デリバリーサービス(レストランを含む)等は例外(3月26日)。
● アライバル・ビザを含む入国ビザが期限切れとなった場合,内務省ウェブサイト,又は「#Metrash2」で1か月延長が可能(3月26日)。
● 金,土曜日は,以下業種以外の商業活動は停止。食料品関連(スーパーマーケット,食料品店),青果店,レストラン(配達のみ),パン販売店,薬局,通信関連店舗(商業施設内のもの),電気・配管・エレクトロニクス関連のメンテナンス,ガソリンスタンド, 工場,診療所,国家プロジェクト従事の企業,ホテル事業,流通・貨物企業・海空港で営業する企業・通関関連(4月10日)。
(お問い合わせ先)
在カタール日本国大使館 領事班
電話: (+974)4440 9000
FAX:(+974)4029 3655
メール: eojqatar@dh.mofa.go.jp
現在,来館には事前予約が必要です。
詳細は当館ホームページをご確認ください。
○本メールは,在留届に登録されたアドレスに自動配信されております。
○3か月以上滞在する方は,必ず在留届を提出してください。
○3か月未満の旅行や出張などの際には,「たびレジ」に登録してください。
どちらも下記URLからオンラインで簡単に手続きできます。 https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html
※「たびレジ」簡易登録のメール配信停止(下記URLで手続きできます) https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete