トルコの感染状況(新型コロナウイルス関連情報(第20報):4月2日16時現在)

●4月1日、コジャ保健大臣は記者会見において、トルコの現状を以下のとおり説明しました。

−累計症例数:15,679名(うち約6割がイスタンブール県)

−累計死亡者数:277名(うち117名がイスタンブール県)

トルコ航空は、全ての国際線停止措置を5月1日まで延長すると発表しました。

●トルコでは感染が急速に拡大しております。皆様におかれましては、外出は必要最小限に留めていただき、こまめにうがい・手洗いをするなど、感染予防に最大限心がけてください。

●4月2日時点においては、カタール航空によるイスタンブール発ドーハ経由成田行の便は、毎日1便、運航を継続していると承知しております。カタール航空によれば、今後の運航については未定とのことです。

1 4月1日、コジャ保健大臣は、トルコにおける新型コロナウイルス感染症の状況等について、概要以下のとおり説明・発言しました。

(1)トルコの新型コロナウイルスの感染状況は、以下のとおり。

ア 新規症例数:2,148名(1日の検査数:14,396名)

イ 累計症例数:15,679名(現在までの検査数:106,799名)

ウ 新規死亡者数:63名

エ 累計死亡者数:277名

オ 完治者数:333名

(2)トルコ全土各県における主な感染者数は以下のとおり。

ア イスタンブール県:8,852名(全体の60%を占める)

イ イズミル県:853名

ウ アンカラ県:712名

エ コンヤ県:584名

オ コジャエリ県:410名

(3)トルコ81県の内、死亡者が出ているのは39県。最も死者数が多い10県は以下のとおり。

ア イスタンブール県:117名

イ イズミル県:18名

ウ コジャエリ県:8名

エ アンカラ県:7名

オ コンヤ県:7名

カ ゾングルダック県:5名

キ トラブゾン県:5名

ク バルケシル県:5名

ケ アダナ県:3名

コ サカルヤ県:3名

(4)死亡者のうち80%は60歳以上であり、持病を有する者も75〜80%である。特に持病を有し、65歳以上の者は絶対に家から出ないでほしい。

 自己隔離し、外出を避け、ウイルスに機会を与えないでほしい。

(5)今後も海外からの帰国者は14日間隔離される。今後、地域毎の強化対策が取られる可能性もある。とにかく接触を最小限にして、自己隔離をするべき。トルコ国内の都市の出入りにおける検査が一層強化される。

2 トルコ航空は、これまで4月17日まで全ての国際線を停止するとしていましたが、この停止措置を5月1日まで延長すると発表しました。

 また、国内線の減便措置についても、5月1日まで延長するとのことです。

参考(トルコ航空):https://www.turkishairlines.com/ja-int/announcements/coronavirus-outbreak/cancelled-flights/

3 トルコでは感染が急速に拡大しております。皆様におかれましては、引き続き外出は最小限に留めていただき、こまめにうがい・手洗いをするなど、感染予防に最大限心がけてください。

参考(新型コロナウイルスQ&A):https://www.istanbul.tr.emb-japan.go.jp/itpr_ja/covid19-qa.html

4 3月27日夜、エルドアン大統領による国際線停止の発表以降も、4月2日時点においては、カタール航空によるイスタンブール発ドーハ経由成田行の便は、毎日1便、運行を継続していると承知しております。カタール航空によれば、今後の運行については未定とのことです。

(QR240便、13:25イスタンブール発)

 詳しい情報につきましては、カタール航空又は旅行代理店にご確認をお願いします。

(参考)カタール航空連絡先:https://www.qatarairways.com/tr-tr/worldwide-offices.html

令和2年4月2日

イスタンブール日本国総領事館

代表電話:0212-317-4600

FAX :0212-317-4604

メール:ryoji@it.mofa.go.jp

総領事館ホームページ:https://www.istanbul.tr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/ 

※このメールは、在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されております。

※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続をお願いいたします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete