外出制限措置の具体化

●首相府は30日、スーパーマーケットや薬局での必需品の買い出し等を除き、政府から指定された機関・業種で勤務する者以外の市民は、基本的に外出せず、自宅待機を求めると発表しました。

●30日、新たに64人の感染が確認され、アゼルバイジャンでの感染者数は累計273人(内、死亡者4人)となっています。

1 市民の外出制限の具体化

  首相府は30日、3月31日00:00から4月20日00:00までの間、医療上緊急を要する場合や食料品等の生活必需品の調達、活動継続が命じられた機関での勤務を除き、市民は自宅から外出しないよう改めて指示を発表しました。

  政府から指定された機関や業種で勤務する者を除き、市民に対して、スーパーマーケットや薬局での必需品の購入以外の目的では外出せず、基本的に自宅待機を求める内容となっています。

  また、上記期間中、市民の生活に必須な機能を除き、レストラン、カフェ等に加え、美容院、個人宅の清掃サービス等も営業活動を停止するよう改めて指示しています。

  活動継続が認められている機関として、政府、医療関連機関、インフラ関連施設、運輸・輸送関連業務、製造業・農産業、食料品・医薬品の販売業、廃棄物処理・車両整備等、メディア、銀行、デリバリーサービス等が記されています。

   → https://cabmin.gov.az/az/article/778/

  なお、今回の発表では特に罰則については触れられていませんが、この措置に違反した場合、警察等の治安機関から警告や注意を受ける可能性もあります。在留邦人や旅行者等当地に滞在中の皆様におかれましては、十分ご注意ください。

2 アゼルバイジャンでの感染状況

  30日、新たに64人の感染が確認され、アゼルバイジャンでの感染者数は累計273人(内、死亡者4人)となりました。

  隔離対象者数は4,085人となっています。

【送信元】

アゼルバイジャン日本国大使館領事班

   電 話:+994-12-490-7818

   緊急時:+994-50-222-8063

   メール:consular@bk.mofa.go.jp

   H P:https://www.az.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html