在留邦人の皆様へ:外出制限に関するヌルスルタン市長メッセージ(3月27日報道)

3月27日配信「vlast.kz」は,外出制限に関するヌルスルタン市長のメッセージを報じているところ,以下のとおりです。

1 27日夜,クルギノフ・ヌルスルタン市長は,3月30日から4月5日まで,同市の公共交通機関を完全に停止すると発表した。同市長は,人の生命や健康に無責任な態度をとってはならないと強調した。同市長は「皆さんも承知のとおり,感染者数は増加し続けている。残念ながら死者も出ている。亡くなられた方の親族や近親者に深く哀悼の意を表明する。医師は出来得る限りのことを行った。これは,感染症がいかに危険で,安全措置を遵守することがいかに重要であるかを証明している。(死者の出た)病院は検疫のため閉鎖され,数名の医師が検疫下に置かれた」と述べた。

2 同市長は,第1バスパークの職員1名が感染者と接触したため,同パークも検疫下にあると述べた。同市長は「職員と市民の安全を確保するために同パークは閉鎖した。すべての領域とバスの消毒を実施した。厳しい措置なくして,我々は感染症を抑制し,止めることはできない。従って,3月30日から4月5日まで公共交通機関を停止する。バスパークの職員の総合的検査を行う」と発表した。

3 また,同市長は,祝日(当館注:3月21−25日のナウルーズ)の後,政府は通りに人が多く流入していることに気づいたと指摘した。従って,自主検疫の環境を作るため,国家委員会の決定により,3月30日から4月5日の一週間が休みと宣言された。同市長は「我々は,前線でコロナウイルスと闘っている人々の移動を支援する」と発表した。

4 また,3月28日0時より,食料品,医薬品及び医療サービスの購入又は活動を継続する機関の職員の出勤を除き,市民の自宅からの外出が制限される。同市長は「これは既に勧告ではなく,一人一人が遵守しなければならない非常事態宣言における要請である」と強調し,「市街では警察による見廻りが実施される」と述べた。同市長は「現在のところ,公共の場に大勢の人がいるほど感染のリスクは高くなる。 人の生命や健康に無責任な態度をとってはならない 」と強調した。

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