新型コロナウイルス感染症(ミャンマー国内での新たな陽性患者の発表)

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                         2020年3月27日

1 27日午前1時45分、当地保健・スポーツ省が、同省のFBページにて、米国籍を取得しているミャンマーアメリカ人男性1名と豪州から帰国したミャンマー人男性1名の計2名から、新型コロナウイルスの陽性反応が出た旨発表したところ、概要以下のとおりです。

(1)3月26日夜、ヤンゴンの国立保健所(NHL)での検査の結果、経過観察の患者2名の検体からCOVID-19のウィルスが確認された。

(2)ミャンマー国内での4人目の感染者

(ア)マンダレー地域チャンミャターシー地区の33歳のミャンマーアメリカ人男性は、3月19日、米国からヤンゴンに入国した。

(イ)3月22日から発熱、咳、だるさの症状が出たため、3月25日にマンダレー総合病院で診察を受け、その後カンドーナディー病院に搬送され、経過観察として隔離の上、治療を受けていた。当該患者の検体をNHLに送り、検査したところ、3月26日に出た結果で、COVID-19のウィルスが確認された。

(ウ)当該患者は、3月19日午後6時にカタール航空で米国からヤンゴンに到着し、タウンオッカラー地区で1晩過ごした。翌20日午後10時、カインマンダレー社の長距離バスでヤンゴンからマンダレーに移動し、マンダレーの長距離バスターミナルからオーウェー社の三輪タクシーでチャンミャターシー地区に移動した。

(3)ミャンマー国内での5人目の感染者

(ア)ヤンゴン地域ミンガラータウンニュン地区の69歳のミャンマー人男性は、豪州で1か月間鼻腔がんの治療を受けた後、シンガポールに約4日間滞在し、3月14日にミャンマーに帰国した。

(イ)3月18日から発熱、咳、のどの痛みの症状が出たため、3月25日からヤンゴン総合病院で経過観察として隔離し、集中治療室(ICU)で治療を受けていた。当該患者の検体をNHLに送り、検査したところ、3月26日に出た結果で、COVID-19のウィルスが確認された。

2 咳エチケットや手洗い等を心掛け、体調管理には十分留意して下さい。また、引き続き最新情報の入手に万全を期すとともに、デマや噂をうのみにすることなく、慎重に行動願います。

 

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■ 問い合わせ先:在ミャンマー日本国大使館領事部

 電話:95−1−549644〜8

 FAX:95−1−549643

 メール:ryoji@yn.mofa.go.jp