新型コロナウィルス感染のルーマニアにおける現状等について（その１７）

●ルーマニアでは、３月２６日１３時までに、新型コロナウィルスによる感染者合計１、０２９名及び死亡者１７名が確認されています。

●また、同日（２６日）、日本では、「水際対策強化に係る新たな措置」が決定されました。（皆様へは、その主な点について、同日別途外務省から、「感染症広域情報」として、配信されております。）在留の皆様には直ちに影響が生じる点としては、日本との間での経由地の取扱いに御注意下さい。

●上記の点他、大使館からお知らせする内容を含めて、関係の措置や情報が頻繁に更新されています。皆様には、最新の状況の把握に引き続きお努めいただけますように、お願いします。

１．内務省傘下の戦略コミュニケーショングループの発表によれば、３月２６日１３時現在のルーマニア国内における新型コロナウィルス感染者は、合計１、０２９名となっています。うち、治癒した者は、９４名。また、死亡者は、合計１７名となっています。

以上の統計は、ルーマニア保健省国立公衆衛生研究所の以下のウェブサイトから最新情報が確認できます。

https://instnsp.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/5eced796595b4ee585bcdba03e30c127

２．３月２６日、日本における新型コロナウイルス感染症対策本部で「水際対策強化に係る新たな措置」が決定されました

この措置の主な点については、在留邦人の皆様には、同日（２６日）、「感染症広域情報」として別途我が国外務省から配信されておりますので、ご確認ください。なお、今次措置により、ルーマニア周辺の欧州２１カ国が我が国への上陸拒否対象地域とされており（日本国籍者は対象外）、ルーマニアから日本へ渡航する際に経由地となる国も多く含まれていますので、帰国等の際にはご留意いただくとともに、必ず最新情報をご確認ください。

この措置の詳細については、以下の外務省海外安全ホームページから確認できます。

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C041.html

３．３月２６日、コスタケ保健大臣が辞任し、タタル次官が新保健大臣に指名されました。これは、コスタケ保健大臣がブカレストにおいて「一戸ずつ」全面的なコロナウイルス検査を行うと述べたことや、スチャバ県立病院を始めとするする幾つかの病院で多くの医療関係者の感染を引き起こしたと批判を受けてのものと報道されています。

４．ルーマニア保健省は、新型コロナウィルス相談専用無料電話回線（Telverde　Line。番号０８００８００３５８）を設置しています。休日を含み24時間受け付けています。

従来から運用している１１２番緊急電話サービスについては、感染の疑いがある場合や緊急事態電話対応としている由です。

５．保健省を始めとするルーマニア政府当局は、当国における感染拡大防止の各種対策を上記以外にも実施しています。

各種の具体的な詳細については、以下のルーマニア内務省、外務省及び保健省の各ウェブサイトを御参照下さい。

ルーマニア内務省ＨＰ

https://www.mai.gov.ro/

ルーマニア外務省渡航情報

https://www.mae.ro/travel-alerts/

ルーマニア保健省ＨＰ

http://www.ms.ro/

６．新型コロナウィルス予防については、日本の厚生労働省は、以下の三点を奨励しています。

（１）人混みを避ける（飛沫感染の防止）