●２４日夜，ラザーズ首相は記者会見を行い，明２５日からの小規模食料品店の１０時から１８時までの開店等について発表しました（現時点ではどの店が開くのかは不明）。
●外出禁止令は，１６歳から６０歳の人が徒歩で買い物に行く場合を除き解除されていないので，引き続き遵守願います（車は不可）。
●大型のスーパーについては，２６日（木）から配達サービスを利用できるようにする予定で，方法については追って発表。
●２４日午後８時までに判明しているヨルダン国内の感染者数は１５３名です。
１ ３月２４日（火）午後９時５０分頃，ラザーズ首相は記者会見を行い，翌２５日からの小規模食料品店の開店について以下のとおり発表しました。
（１）冒頭
ア 新型コロナウイルスに起因したこの未曾有の事態における，国民の不安と緊張を理解。不安に思うのは自然なことである。
イ 各家庭における，食料，パン，水，燃料，薬品といった生活必需品への必要性もよくわかっている。
ウ しかし，国民全員の協力なしには，新型コロナウイルスに勝つことはできない。
エ 防衛令第２号に基づき政府がとっている措置は，国民と国を守るために必要なものである。
（２）明日からの小規模食料品店の開店とルール
ア 明日より，各地域の小さな肉屋や，野菜・果物・パン・基礎的な食料品，水等を販売する小規模な店を開店し，国民が直接購入することができることとする。
イ 営業時間は午前１０時〜午後６時とする。
ウ 店に買い物に行く際，徒歩のみでの移動が許可される。車での移動は，これまでに許可されている者を除き，認めない。
エ 店に出向いて購入することの許可される者は，年齢が１６〜６０歳の者である。
オ 買い物のため外出する国民一人ひとりは，他の者との間隔を十分に開けるというルールを守る必要がある。
（３）補足
ア 大型のスーパーマーケットについては，２６日（木）から配達サービスを利用できるようにする予定であり，方法については調整の上追って発表する。
イ 本日，パンの配達販売を行った。一部では国民がルールを守って購入する様子が見られた。他方，他の一部では残念ながらルールを守らない様子が見られた。
ウ 本日のように，再び多くの国民がルールを守らず混乱や混雑が発生するような状況となれば，開店した店を閉めざるを得ない。
エ 選択肢は２つ，国民がルールを守るか，自らの生活を危険にさらすかである。
(注)現時点で具体的にどの店が営業するか等は不明です。
２ ヨルダン国内における感染者数
（１）保健省発表によれば，３月２日から本日午後８時までに判明しているヨルダン国内の感染者数の累計は１５３名です（うち１名は回復）。
（２）感染者１５３名のうち，外国籍者の判明分はイラク人７名，フランス人６名，英国人３名，レバノン人３名，フィリピン人２名，パレスチナ人１名，アルゼンチン人１名，ウガンダ人１名，スペイン人１名，米国人１名です。
本情報は，当局が公式に発表した最新情報を中心に掲載しております。
外出禁止令は引き続き出されていますので，これを遵守して頂くようお願い致します。
まずは，一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください。
具体的には，石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い，できる限り混雑した場所を避けてください。また，十分な睡眠をとっていただくことも重要です。
さらに，人込みの多い場所は避けるとともに，屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすときはご注意下さい。
外務省海外安全ホームページ
（日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域の行動制限）
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
外務省 海外安全ホームページ 医療・健康関連情報
https://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/index.html
厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
ヨルダン保健省 Hotline 06-5004545 ／ Corona Virus Free Line 111
在ヨルダン日本国大使館
領事・警備班：担当 入江 及び 田口
ＴＥＬ：９６２−６−５９３２００５
ＦＡＸ：９６２−６−５９３１００６
Ｐ．Ｏ．Ｂｏｘ．２８３５ Ａｍｍａｎ １１１８１ Ｊｏｒｄａｎ
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